‘北軽水炉爆発説’は三星SDS課長の作戦 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120222/44227325/1 会社資金20億横領して一部投資‘
北朝鮮軽水炉爆発’デマの流布は、株式相場差益を狙った作戦勢力の犯行だと確認された。
警察庁サイバーテロ対応センターは、先月おきた‘北朝鮮軽水炉爆発で漏れ出た放射性物質がソウルに
流入中’というデマを証券街に流布するなどの手法で、6100万ウォンの相場差益を得た容疑で大企業幹部
ソン・某氏(35)と大学生キム某氏(19)ほかの3人を拘束して、共犯3人を不拘束立件したと21日明らかにした。
捜査の結果、これらは先月6日釜山(プサン)のあるネットカフェで会い、証券街で広く使われる‘ミスリー
メッセンジャー’で投資分析家203人に該当デマを発送した。これらは‘ミスリーメッセンジャー’に出てくる
所属会社と職責を確認して、証券街に影響力があると見られる人物を選別してデマをまき散らした。うわさが
広がったことで、この日コスピは前日終値1,863.74から1,824.29へ40ポイント近く急落した。警察関係者は
“犯人が株価がしばらく下落した後再度上がることを予測して、二つの状況で利益を得ることができる派生
商品に投資するなど、緻密に犯行を準備した”と明らかにした。
今回の犯行を主導したソン氏は三星SDSの課長級幹部で、子会社へ財務部長として出向していた。ソン
氏は会社の資金20億ウォンを横領して、このうち1億3000万ウォンを相場操作に投資していたことが確認
された。ソン氏は北核デマによる相場操作で2900万ウォンの差益を残した。