【ニッポン】野田民主党研究第197弾【無責任与党時代】
野田佳彦:著「民主の敵」
自分で売った本を買いなおしてきました。100円でした。
多分口述筆記だと思うけどさすがは民主党切っての演説の名手、読み応えあるねぇ。
もしもこの本の帯に各言葉をウリに選ばせてくれるなら
「付箋を貼った場所を、本人に正座して目の前で音読させたい面白さ!」かな。
P82
小泉さんが選挙で勝った後、安倍、福田、麻生と三人も、民意を反映していない総理大臣が
続いてしまいました。間接民主主義の建前からみれば、議院内閣制という制度の中では、
違法な政権とまでは言えません。しかし、これだけ時代の変化が激しいときに、民意の裏づけの
ない政権が、国の舵取りをし続けるということでいいはずがありません。
P109
このまま今のからくりが残ってしまったら、三年後に消費税を引き上げたとしても、砂漠に
水をまくのと同じです。だから、よく「財源を示せ」という指摘がありますが、消費税は何%が
適切かといった議論は、日本の財政を完全情報公開した上での話だと思います。
そのうえで、税体系の見直しも必要になるかもしれません。
消費税アップを容易に認めてしまうと、そこで思考停止し、今のからくりの解明はストップして
しまうと思います。