厳寒の中、中小企業の経営者が徹夜で並ぶワケ
外国人労働者の雇用許可を求め、数日間も長い列
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/13/2012011301280.html http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2012/01/13/2012011301167_0.jpg 強烈な寒波が全国各地を襲う中、中小企業の経営者たちは外国人労働者を雇うため「野宿」をしている。このような光景は全国の雇用セ
ンターで見受けられる。
11日午後10時ごろ、京畿道議政府市佳陵洞の議政府雇用センター前は巨大なキャンプ場と化していた。車道には30台以上の車が停車し、
歩道にはテントが張られていた。ある大型テントの前では、10人以上が飲食店用のLPガスボンベにバーナーをつないで寒さをしのいでいた。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201201/13/2012011300253_0.jpg "外国人労働者は少し..."中企社長の徹夜の求人行列...
全国がかちかちに凍って寒波注意報が出された12日の深夜、京畿道議政府の雇用センターの前に
200人余りの中小企業の社長が集まっている。.これらは12日午前9時から先着順に発行される外国人労働者雇用許可書を
取得するために、長くは'3泊4日"の間、野宿生活をしている。 /ジョンギビョン記者
ここで路上生活をしている200人は議政府、東豆川、揚州、抱川の中小企業経営者たちだ。彼らの目的は、ここで12日午前9時から先着
順で配布される「外国人労働者雇用許可書」を受け取ることだ。この日は議政府だけでなく全国51カ所の雇用センターで同じような光景
が見受けられた。
■外国人労働者を雇用するため路上に長蛇の列
今年上半期に中小企業に割り当てられた新規の外国人労働者数は2万5000人。対象はインドネシア、フィリピン、ネパール、カンボジア、
バングラデシュなど15カ国の出身者だ。中小企業は外国人労働者雇用許可書の交付を受けなければ、外国人労働者を正式に雇うこと
ができない。
しかし、この数は企業の現場で実際に必要とされる人員の数よりもはるかに少ない。中小企業中央会の調査結果によると、今年、中小企
業が必要としている新規の外国人労働者数は9万8881人。これに対し、現場に割り当てられる人数は下半期の分を合わせても4万9000人で、
需要のわずか半分だ。そのため申請日が近づくと、中小企業各社は野宿をしてでも人材を確保しようと長い列を作っているのだ。
(続く)