国内に新しい燃費表示方式、来年の新車からまず適用
朝鮮ビーズ|パク・スヌク記者|入力2011.11.25 03:05|修正2011.11.25 03:05|
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1074&newsid=20111125030507595&p=chosunbiz 去る22日に知識経済部が、来年から実際の走行条件を反映した新しい燃費表示方法を導入すると発表するということによって、
来年に新車を出す予定だった自動車企業等が発売時期を置いて苦悶に陥った。
新しい燃費表示方式が導入される場合、大部分の車両の表示燃費が10〜20%落ちるためだ。 さらに政府が既存の車両は施行準備
期間を勘案し、2014年から新しい燃費表示制度を適用するようにしたが、2012年に発売される新車は、直ちに来年から新しい制度を
まず適用されるようにした事で、新車が既存の車より公認燃費がさらに悪化する状況を自動車企業等は心配している。 一部の会社は
消費者が新しい燃費表示制度に適応する時までは、新車の発売を遅らせることまで検討中だと知らされた。
http://i2.media.daumcdn.net/photo-media/201111/25/chosunbiz/20111125030507615.jpg 政府が今回、燃費表示方式を新しく変えることにしたのは、現行方式が実際の走行条件をまともに反映できなくなっているためだ。
現行の公認燃費測定方式は1975年に米国のロサンゼルス市街地をモデルで開発されたモデルだ。 だが、ヒーター・エアコンなどの
便宜装置稼動の有無や、急加速などの条件を全く考慮していないため、公認燃費が実際の燃費に比べて、過度に水増しされている
という指摘を受け入れてきた。
国会知識経済委員会所属のイ・ハクジェ ハンナラ党議員が、去る8月に知経部から提出させた'自動車燃費の実態資料'によれば、国内で
市販中の12車種の自動車の公認燃費が、実際より平均23.7%高く出ていたことが分かった。 これは韓国石油管理院が、米国の環境保護国
(EPA)が2006年に開発した、燃費測定方式で測定した燃費結果を公認燃費と比較分析した事で判明した。 この資料を見れば、起亜車の
モーニングの公認燃費は18km/ ℓだが、実際の燃費は12.6km/ ℓに過ぎず、約30%の燃費が'あられ'だったことが分かった。
これ以外に現代車アバンテHD、ソナタなども実際の燃費は公認燃費より平均20%程度低かった。
知経部関係者は"来年から導入することにした新しい燃費表示測定方式は、都心、高速道路、高速および急加速、エアコン稼動、
酷寒期走行など多様な走行条件を勘案するため、実際の燃費と公認燃費の差が大きく減るだろう"と話した。