'穀物調達事業は容易ではなかった'…aTグレーン、初年度厳しい'申告式 【ニューシス 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20111120/42010000/1 今年の初めに農水産物流通公社(aT)が始めた海外穀物調達事業が、事業初年度から予想された難関にあたった。
世界穀物業界の'ゴールドマンサックス'級のカーギルをはじめ、少数の大型流通業社が掌握している世界穀物流通
市場に割り込む隙間を探せずにいる。
20日aT関係者によれば、aTが今年4月米国シカゴ現地に設立した穀物会社法人'aTグレーンカンパニー'は、今年は
大豆1万tを国内に輸入するにとどまった。当初aTは、三星物産、韓進(ハンジン)、STXなど3つの民間参加会社と合作
投資形式でaTグレーンカンパニーを設立し、今年は米国から大豆ととうもろこしをそれぞれ5万t輸入するとしていた。
目標に比べて非常に不足した量だ。
aTは2015年までに、大豆、とうもろこしなど主要穀物輸入量を215万tまで増やすことに目標に掲げ、はでに事業を
推進していたが、実際には現実的な困難が大きかった。今年の穀物収穫期が遅れたことで、現地穀物収集商から
残り物量を確保することができなかったためだというのが、aT関係者の説明だ。彼は"今年は輸入ルートを確保する
ための基盤を調整している"として、"残り輸入物量は来年に日程が延ばされただけ"と話した。
輸出用エレベーターの確保が難しいことも、aTが現在直面している大きな壁だ。すでにアーチャー・ダニエルズ・ミッド
ランド(ADM)、ブンゲ(Bunge)、カーギル(Cargil)、ルイ・ドレフェス(LDC)など、穀物メジャーがほとんど大部分の穀物用
輸出用エレベーターを掌握しているためだ。aT関係者は"(これらと接触をしてみたが)輸出用エレベーターを売らないと
された"として、"輸出用エレベーターの持分確保やM&Aなどの方法で、輸出用エレベーターを確保する計画"と話した。
このような難関から抜け出すために、現在進行中の海外穀物事業を再検討しなければならないという内部見解も
ある。これと関連してキム・ジェス新任社長は15日に開かれた記者懇談会で、"農林水産食品部次官在任時から、
(海外穀物調達事業に)問題がないだろうか考えたが、就任後調べると意欲は良いものの無理がある"と話している。
これに対してaTは、"事業初期の安定化と成功的な事業目標達成のために、多様な代案を持って推進すると強調
した発言が誤って伝わった"として、"穀物事業は持続的に推進していくだろう"と解明した。
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <いくらなんでも喧嘩売る相手が大きすぎるだろ