【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 367won【ＬＧエレジー】

国家が成長しても不幸な国民　【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/11/11/2011111102175.html

　パク・クネ ハンナラ党前代表は先日、"今後は(成長率ではなく)雇用率を経済政策の中心指標としなければなら
ない"と話した。今日まで保守政権が維持してきた、成長中心政策の一大転換宣言と聞こえる。すぐ"誰かは分から
なくてしないか(?)"という批判が出てきたが、雇用重視を明らかにすることだけでも、政策がもたらす結果は違うように
なりえる。政策の中心が向かう所によって、国家の指向するところも移っていくほかはないためだ。

　ニコラ・サルコジ フランス大統領は世界金融危機直後の2009年、"私たちが建設する文明の形態はそれを測定する
方式により変わる"と話した。彼は成長中心のGDP(国内総生産)に依存しても、人々の人生はさらに無味乾燥なものに
なるという点を指摘しながら、国家経済と国民の人生をGDPでだけ測定してはいけないと力説した。サルコジ大統領は
世界の大学者を集めて'スティグリッツ委員会'を設置し、この委員会の報告書では"私たちは(GDPなど成長と関連した)
指標に含まれた矛盾が行き詰って、爆発するのを待たなければならなかった"として、"'国民総幸福'を高める新しい
指数を探そう"と提案した。

　サルコジ大統領が指摘した通り、私たちはこれまでおなじみの統計数値にどれほど縛られてきたのか分からない。
さらに統計という名前の詐欺にもだまされてきた。代表的な例が青年失業だ。韓国の若者たちは80%が大学に進み、
そのうち相当数が外国に語学研修に行き、一部は学費が足りなくなって休学する。男子学生は軍服務までしなければ
ならず、簡単には得られない'なかなか良い仕事'を得るために就職浪人、国家試験の準備、公務員試験準備に没頭
する。生産可能年齢(15〜64才)の序盤の10〜15年を、このように無駄遣いさせている国を他に探すことは難しい。
しかし、この長い期間の間もこれらは失業者統計に含まれないため、我が国の青年失業率は8%で、スペイン(41.7%)、
イタリア(27.8%)、フランス(23.5%)などよりはるかに低い。それでも本来雇用率はOECD国家では最下位に近い。統計
という名前の目隠しはこのように威力が大きい。

　家計収入もそうだ。全国2人以上世帯の平均所得は、2003年の2846万ウォンから2009年3055万ウォンへ7.3%増えた
反面、同じ期間に中位所得(所得等級で中間にある世帯所得)は、2581万ウォンから2664万ウォンに3.2%増加するのに
終わった。上流層がお金をたくさん儲けて平均値を引き上げただけであって、大多数の国民の所得増加は物価引上げ
率よりも低い。

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