入管法改正・外国人登録法廃止等について

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46日出づる処の名無し
平成25(2013)年9月2日公表ということで、平成24(2012)年12月時点の在留外国人統計が発表されています。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001111233

いろいろ興味深いものがあります。
基本的に毎年発表される統計ではありますが、前回と今回では大きく変わっています。
平成23(2011)年までの統計は旧外国人登録法による「外国人登録者」の統計で、
平成24(2012)年7月で外国人登録法が廃止されてますので、
今回の統計は改正入管法、改正入管特例法による「在留外国人」の統計ということになります。

国籍・地域に「台湾」が項目として加わったので、これまで「中国」で一括りにされていたものが
統計上別々に扱われるようになりました。ただ、現時点でどこまで区分できているのかちょっと気になります。

国籍別統計は、平成23年分では、「中国」「韓国・朝鮮」「ブラジル」が基本でしたが、
平成24年分は「中国」「台湾」「韓国・朝鮮」「フィリピン」「ブラジル」になっています。


そして、実に興味深いのが、「在留資格別 年齢・男女別 在留外国人 」という統計で、前年度にはなかったものです。

実は、特別永住者の年齢構成を分析したくても、これまでの統計ではわかりにくく、
特別永住者の比率の高い山口県などをみてかなり高年齢化がすすんでいると想像してたのですが、
今回の統計で想像どおりに高年齢化が進んでいることがわかりました。


ちびちびゆっくり書いてみたいと思います。
47日出づる処の名無し:2013/10/18(金) 19:28:12.67 ID:9S5JTt2P
帰化チョンは日本から出て行け!
48日出づる処の名無し:2013/10/18(金) 22:07:00.83 ID:h+4FEOPc
>>46のリンク先の統計による平成24年12月における特別永住者の年齢別性別集計です。
推定される生年は元の表にはありません。便宜のため私が勝手につけました。

年齢  (推定される生年)       男     女   男女計
 0歳 (平成24年生まれ)     550    472   1022
 1歳 (平成23年生まれ)     604    534   1138
 2歳 (平成22年生まれ)     646    600   1246
 3歳 (平成21年生まれ)     633    611   1244
 4歳 (平成20年生まれ)     682    699   1381
 5歳 (平成19年生まれ)     678    643   1321
 6歳 (平成18年生まれ)     683    717   1400
 7歳 (平成17年生まれ)     718    687   1405
 8歳 (平成16年生まれ)     782    772   1554
 9歳 (平成15年生まれ)     797    775   1572
10歳 (平成14年生まれ)     897    865   1762
11歳 (平成13年生まれ)     990    873   1863
12歳 (平成12年生まれ)    1045   1003   2048
13歳 (平成11年生まれ)    1025   1021   2046
14歳 (平成10年生まれ)    1157   1094   2251
15歳 (平成 9年生まれ)    1165   1129   2294
16歳 (平成 8年生まれ)    1288   1240   2528
17歳 (平成 7年生まれ)    1281   1215   2496
18歳 (平成 6年生まれ)    1441   1372   2813
19歳 (平成 5年生まれ)    1412   1342   2754
20歳 (平成 4年生まれ)    1537   1427   2964
21歳 (平成 3年生まれ)    1528   1524   3052
22歳 (平成 2年生まれ)    1632   1571   3203
23歳 (平成 元年生まれ)    1706   1625   3331
24歳 (昭和63年生まれ)    1855   1828   3683
25歳 (昭和62年生まれ)    1864   1843   3707

続く
49日出づる処の名無し:2013/10/18(金) 22:11:12.53 ID:h+4FEOPc
>>48の続き

年齢  (推定される生年)       男     女   男女計
26歳 (昭和61年生まれ)    2003   1950   3953
27歳 (昭和60年生まれ)    2031   2015   4046
28歳 (昭和59年生まれ)    2424   2353   4777
29歳 (昭和58年生まれ)    2656   2391   5047
30歳 (昭和57年生まれ)    2623   2509   5132
31歳 (昭和56年生まれ)    2492   2273   4765
32歳 (昭和55年生まれ)    2499   2460   4959
33歳 (昭和54年生まれ)    2573   2388   4961
34歳 (昭和53年生まれ)    2587   2445   5032
35歳 (昭和52年生まれ)    2731   2437   5168
36歳 (昭和51年生まれ)    2882   2567   5449
37歳 (昭和50年生まれ)    2984   2601   5585
38歳 (昭和49年生まれ)    3101   2694   5795
39歳 (昭和48年生まれ)    3202   2887   6089
40歳 (昭和47年生まれ)    3179   2821   6000
41歳 (昭和46年生まれ)    3203   2853   6056
42歳 (昭和45年生まれ)    3099   2772   5871
43歳 (昭和44年生まれ)    3191   2650   5841
44歳 (昭和43年生まれ)    3265   2690   5955
45歳 (昭和42年生まれ)    3126   2851   5977
46歳 (昭和41年生まれ)    2500   2071   4571
47歳 (昭和40年生まれ)    3158   2657   5815
48歳 (昭和39年生まれ)    3176   2776   5952
49歳 (昭和38年生まれ)    2976   2715   5691
50歳 (昭和37年生まれ)    2986   2668   5654

続く
50日出づる処の名無し:2013/10/18(金) 22:17:56.53 ID:h+4FEOPc
>>49の続き

年齢  (推定される生年)       男     女   男女計
51歳 (昭和36年生まれ)    3145   2571   5716
52歳 (昭和35年生まれ)    2991   2622   5613
53歳 (昭和34年生まれ)    3014   2601   5615
54歳 (昭和33年生まれ)    3174   2752   5926
55歳 (昭和32年生まれ)    3069   2685   5754
56歳 (昭和31年生まれ)    3271   2929   6200
57歳 (昭和30年生まれ)    3373   3003   6376
58歳 (昭和29年生まれ)    3337   3027   6364
59歳 (昭和28年生まれ)    3543   3226   6769
60歳 (昭和27年生まれ)    3688   3325   7013
61歳 (昭和26年生まれ)    3768   3377   7145
62歳 (昭和25年生まれ)    3835   3442   7277
63歳 (昭和24年生まれ)    4067   3697   7764
64歳 (昭和23年生まれ)    3965   3772   7737
65歳 (昭和22年生まれ)    3898   3677   7575
66歳 (昭和21年生まれ)    3234   3065   6299
67歳 (昭和20年生まれ)    3092   3239   6331
68歳 (昭和19年生まれ)    2773   3113   5886
69歳 (昭和18年生まれ)    2854   3233   6087
70歳 (昭和17年生まれ)    2531   2978   5509
71歳 (昭和16年生まれ)    2654   3172   5826
72歳 (昭和15年生まれ)    2292   3091   5383
73歳 (昭和14年生まれ)    2134   2769   4903
74歳 (昭和13年生まれ)    1936   2588   4524
75歳 (昭和12年生まれ)    1788   2505   4293

続く
51日出づる処の名無し:2013/10/18(金) 22:23:37.17 ID:h+4FEOPc
>>50の続き

年齢  (推定される生年)       男     女   男女計
76歳 (昭和11年生まれ)    1624   2418   4042
77歳 (昭和10年生まれ)    1505   2328   3833
78歳 (昭和 9年生まれ)    1233   2117   3350
79歳 (昭和 8年生まれ)    1002   1805   2807
80歳以上(昭和7年以前生まれ)8573  14653  23226
年齢不詳                 1      1      2

全体計              190607 190757 381364


特別永住者の年齢別性別集計はここまで。
52日出づる処の名無し:2013/10/20(日) 10:45:16.69 ID:uPLU0xds
>>48-51について。

特別永住者の平均年齢は、統計上80歳以上がひとまとめなので正確な数字は算出できませんが、
80歳以上をむりやり80歳として計算すると、48歳になります。
実際にはそれより少々高い程度で、50歳前後かと思います。

中間値は51歳。すなわち特別永住者の年齢は半分強が50代以上。40代以下が半分弱となります。

最頻値は63歳(昭和24年生まれ)。昭和22年から27年生まれがそれぞれ7千人を超えており、
いわゆるベビーブーマー・団塊の世代にあたる年代で、特別永住者においても統計的に顕著な数値となっています。

それと、46歳(昭和41年生まれ)が前後の年に較べて著しく少ないことがわかります。
昭和41年は干支の丙午(ひのえうま)にあたり、ある種の迷信俗説ににより日本では出生数が激減しました。
特別永住者もこの年の生まれが激減しているのは彼らもこの迷信俗説からの影響を逃れることはできなかったということでしょう。
丙午生まれの女の子はこの迷信俗説のせいでなかなか嫁にしてもらえない・・・そんな危惧はあったでしょうが、
その迷信俗説は日本固有のものなので、娘が生まれても日本人に嫁がせるつもりがなければ関係ないことなのですが...

また、昭和60年生まれあたりからが急減していることがわかります。
おそらく、国籍法の改正により、子の国籍が、それまでの父系血統主義から父母両系血統主義に変わったためと考えられます。
53日出づる処の名無し:2014/03/12(水) 19:59:24.30 ID:TwCl70Ib
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=74867

新在留管理制度 進まない切り替え
特別永住者は1割届かず・・・本名記載に違和感も

 2012年7月9日に新在留管理制度が施行され、1年半が経過した。旧外国人登録証を在留カードとして扱う「みなし期間」が2015年7月8日に満了を迎える。
一般永住者と中長期滞在者にとっては、在留カードへの切り替え期間の折り返し地点を迎えた格好だ。特別永住者は2017年7月8日までに特別永住者証明書への切り替えが
必要となる人も多い。しかし、新制度施行から1年半が経過した現在もなお、新制度に対する疑問の声や認知度の低さを払拭しきれていない現状があった。(東京=金惠美)

 「別件で市役所を訪問した際、市職員から初めて特別永住者証明書への切り替えについて教えられた。詳細を尋ねると、職員は『入国管理局に聞いてほしい』と回答した」
 こう話すのは、特別永住者で東京都下在住の会社員A氏(40)だ。
 A氏は今年11月で「みなし期間」の有効期間満了を迎えることになるが、特別永住者証明書(以下「特永証」)への切り替えには及び腰だ。
幼少期から通称名だけで生活してきたA氏にとって、「特永証」に記載される本名に親しみはない。「特別永住者も『外国人』であることを今更ながら再認識した」とA氏は語る。
 法務省は昨年12月、「平成25年版出入国管理」を発表した。これによると、2012年末現在で日本に滞在する中長期在留者203万3656人のうち、在留カードの交付件数は
64万2454件だった。また、特別永住者数は38万1364人で、過去最低を記録。このうち、「特永証」の交付件数は1万2234件で、対象者の3・2%に過ぎない。
 法務省によると、2013年末現在では、一般永住者の63%にあたる約41万人、特別永住者の8%にあたる約3万人が切り替えを終えている状態だという。
 法務省ではこの割合に対し「切り替え率の低さは認識している」と明かした。「特永証」への切り替えが滞っている要因のひとつとして挙げられるのが、周知活動に関する官庁と
各自治体の足並みの乱れがある。
 日本で最も外国人が多い東京の中でも、韓国人の中長期滞在者が多く在住する新宿区役所では、ホームページや案内冊子、DVDの各国語版を制作し、外国人に在留カードや
「特永証」への切り替えを促している。
 同区はまた、「特永証」に通称名が記載されないことに対し、東京23区の実務者らが、特別永住者への配慮として通称名の記載を認めるよう、新制度施行前に法務省へ
働きかけていたことも明かした。同区の「特永証」交付率は、今年3月5日現在で16・6%。およそ6人に1人が切り替えを終えた状態だ。
 一方、東京に次いで外国人が多く在住する大阪市では、16歳の誕生日を迎える特別永住者に対して「特永証」への切り替え案内を送付している。
「みなし期間」満了日を控えた対象者への案内送付に関しては、法務省の動向に伴い順次検討を進めるという。同市では今年2月末現在、約10%の特別永住者が証明書の切り替えを終えている。
 特別永住者が多く居住する東京都内の某自治体関係者は「通称名だけで暮らしてきた人にとっては、通称名の記載がなく、アルファベットと本名だけが記載されたカードに違和感を覚えるようだ。
また、自治体としては新制度についてどこまでPRすべきなのか、今後は国主導による何らかの施策があるのか。法務省との直接のパイプがなく、情報が不透明で戸惑っている」と話している。
 財団法人入管協会会員で行政書士の崔聖植氏は、新制度施行から現在までを振り返り「一般永住者と特別永住者を区別し、複雑化させた割には法務省のPR活動の効果が乏しい」と話す。
さらに「『特永証』の通称名記載について国に配慮を求めたところ、『なぜ人の名前が2つも3つもあるのか』と一刀両断された。約50年に及ぶ外国人登録の歴史が変わってしまった」と語った。
54日出づる処の名無し
もうすぐだけど、どうなるの?