中国、国営企業、アルペンシアゴルフ場の購入を検討
中体産業グループ実態調査団、4〜6日に江原道(カンウォンド)を訪問
2011/10/21 11:14送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2011/10/21/0200000000AKR20111021084400083.HTML (北京=聯合ニュース)チャ・テウン特派員=中国の国営企業が2018年、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが開催されるアルペンシア
リゾートに、大規模投資を検討すると伝えられた。
21日の事業関係者の話によれば、中国国家体育総局が大株主である中体産業グループは、アルペンシアリゾートのA区域にあるゴルフ場
と高級マンション購入を検討する目的で、来月4〜6日に江原道を訪問する。実態調査団には中体産業グループの総経理級以上高位経営陣
が含まれる。中体産業グループは体育施設の開発・管理、不動産開発などをする会社で、最大株主は株式の25.8%を保有した国家体育総局だ。
アルペンシアリゾートは27ホールの会員制ゴルフ場と、その周辺の高級マンション268軒を含むA区域、ホテル・コンドミニアム・ウォーター
パーク・商業用スキー場があるリゾート地域のB区域、冬季オリンピック競技が行われるスキー場・スキージャンプ場などがあるC区域に
分かれる。江原道はA区域の造成だけで8千億ウォン程度を投じたが、現在まで1軒当たり20億〜38億ウォンに達する高級マンションの
分譲が25軒に終わっており、1兆ウォン以上の借金を負うなど大きい財政の圧迫を受けていた。
事業関係者は"B区域のホテルとリゾートなどは、江原道がオリンピックを進行するために持っていなければならない部分で、中体産業が
関心を持っている部分はA区域"とし"50億中国元(9千11億ウォン)ほどの投資を考慮中だ"と話した。江原道庁の関係者は"アルペンシアで
最も大きい財政負担を抱えている所がA区域で、売却されれば良い結果ということができる"とし"まだ中国企業の計画を詳しく聞いてみる
ことができなかったため、生半可な期待をするには早い"と話した。
一方、中体産業グループがアルペンシアに投資する方案を検討しているのは、現在中国北京に留まっている、イ・クァンジェ前江原道知事
が影響を及ぼしたと伝えられた。イ前知事は在職時期に中国を訪問し、観光客の誘致活動を行うなど中国人観光客および投資活動に
大きい関心を見せてきた。 去る1月の大法院の判決で知事職を失った後には、中国へ渡って清華大の客員教授として活動している。
事業関係者は"イ前知事が体育総局側人脈を活用し、アルペンシア投資誘致検討を薦めたと理解している"として"中国の方でもイ前知事
の勧誘を真剣に受け入れ、今回の実態調査の決定を下したようだ"と話した。