10億受注しても5.8億は出て行く、海洋プラント充実育成が必要 【アジア経済 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20111009/40951090/1 エンジニアリング・機資材国産化至急
国家的次元のコントロールタワー必要
"10億ウォン受注しても5億8000万ウォンあまた外国に出て行く。席巻したようでも内実はない。"
世界海洋プラント受注の半分をさらっている国内造船業界で、内実が不足しているという指摘が提起された。
これに伴い、年間500億ドル規模の海洋プラント市場先行獲得のため、今後クラスターを構築して機資材の国産化
率を高めるなど、国家的次元の総合的の支援が必要だという主張だ。
チョ・ヒョジェ韓国海洋大学造船海洋システム工学部教授(海洋プラント人材養成センター長)は7日午後、済州道
(チェジュド)で開かれた造船協会セミナーで、'海洋プラント産業動向と展望'発表を通じ、"韓国は海洋プラント建造
部門で1位だが、設計と製造の一部を除いては大部分外国に依存している"として、"海洋プラント産業育成のために
国家的コントロールタワーが必要だ"と明らかにした。
チョ教授は"10億ドル規模の海洋プラントをターンキープロジェクトで受注する場合、国内に残るのは4億2000万
ドルに過ぎない"として、"残り5億8000万ドルは韓国が脆弱なプロジェクト管理、機資材購入などのために海外に出て
行くお金"と説明した。彼は"付加価値を高くつけることが出来ていない"として、"核心、機資材分野は非常に脆弱だ"
と指摘した。引き続き"機資材の場合、国内大型造船会社が海洋プラントを受注した後、業界に及ぼす影響が微小だ"
として、国産化率を高めることが緊急な課題であることを示唆した。
チョ教授は"2011年以降5〜10年間の海洋プラント市場規模は、年間500億ドル以上と推定される"と言及した後、
"国内企業が現在受注している固定式原油生産設備、浮遊式原油生産保存荷役設備(FPSO)など、海上プラント
(浅海用)だけでなく、はるかに市場規模が大きい深海底海洋プラント事業にも関心を傾けなければならない"と強調
した。
海底ボーリングシステム、海底原油生産処理整備、海底原油生産処理集合船など、深海底開発海洋プラント市場の
規模は、2020年には1800億ドル、2025年3000億ドルと成長が予想される。チョ教授は"海上と深海底市場規模は3対7
程度で、深海底市場の規模が大きい"として、"現在はノルウェーや米国に独占されているも同然で、韓国との格差だけ
でも60年はある"と言及した。彼は"一社の技術開発だけでは60年に達する格差を追いつくことは難しい"として、"純粋
研究開発が可能なように、国家主導的な戦略が必要だ"と繰り返し強調した。
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>>648 合わせてチョ教授は"我が国も日本などのように、後進国エネルギー開発事業に共同出資するなど、資源開発を
拡大しなければならない"として、"大型造船所と機資材業者間の連携も強化する必要がある"と話した。また"外国
先進業者と協力体系を構築して、外国業者のエンジニアリング技術と国内業者の生産技術を連係しよう"として、"オフ
ショア プラント クラスタ構築、海洋プラント総合技術院構築なども主要戦略だ"と提案した。
チョ教授は"海洋プラント事業が未来6大新事業の一つに採択されて、深海底海洋プラントなどに3000億ウォン規模の
投資が議論されたが、来年予算は初期155億ウォン相当から30億ウォン台へ大幅削減された"として、"日本、中国、
ブラジルなどが海洋プラント部門に強力な国家的支援をしているという点を考慮すると、国家が海洋の重要性を把握
しなければならない"として、国家的支援に対する物足りなさを繰り返し表わした。
中国は海洋工事設備発展5ヶ年計画を用意して、2006年から2010年まで総180億ドルを投資したのに続き、今後5年
間で450億ドルを投入することにした。また世界最大規模の海洋プラント建造基地を建設し、15もの造船会社を対象に
海洋プラント事業進出のための国家的支援も広げる。ブラジルでも自国建造主義原則を打ち出し、外国先進海洋国家
大型船会社の現地投資を誘導している。ブラジルは今後、世界第二位の造船海洋国家へ跳躍するという方針だ。
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>>648 そして、優秀なウリナラに不可能はないという盲信。