[国政監査]技術貿易赤字増加の一途 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/09/21/2011092100815.html 技術分野の貿易赤字が、毎年増加を続けていることが明らかになった。
21日特許庁が、国会知識経済委員会ノ・ヨンミン議員に提出した国政監査資料によれば、我が国の2009年技術
貿易収支赤字は48億6000万ドルに達した。
技術貿易収支赤字は2007年29億2000万ドル、2008年31億4000万ドル、2009年48億6000万ドルと毎年増加して
いる。技術輸出も2007年の21億8000万ドルから2009年には35億8000万ドルへ14億ドル増加したが技術輸入が同じ
期間に51億ドルから84億4000万ドルへとさらに増えたためだ。
ノ議員は、"技術分野貿易収支の赤字規模が増加しているのは、技術の対外依存度が深刻化されていて、良質の
特許が少ないということを傍証すること"と指摘した。
2009年の技術輸入内訳を見ると、特許使用権が最も多い28億5800万ドルで、我が国の特許依存度が大きいことが
分かった。
分野別では、通信、情報、化学工業の順で赤字幅が大きかった。特に通信分野では、技術貿易赤字が2005年の
5億9000万ドルから、2009年には17億ドルに3倍近く増えた。
技術貿易収支赤字は、主に米国と日本、ドイツで発生していると調査された。2009年には米国だけで35億9000万
ドルの赤字が出ていて、日本11億5000万ドル、ドイツ4億4000万ドルの順だった。