輸入物価4ヶ月ぶりに反騰、為替レート上昇のため 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/09/15/2011091501795.html 5月から三ヵ月連続で下降曲線を描いていた輸入物価が、4ヶ月ぶりに反騰した。
韓国銀行は16日、8月の輸入物価が前月より0.5%上がったと発表した。前月比の輸入物価は、4月に0.7%上がった
のち、5月から3ヶ月連続でマイナスを記録した。しかし8月に入ってからのウォン価値下落によって、4ヶ月ぶりに上昇
に切り替えた。
7月まではドル貨幣に対して強勢を見せていたウォンが、米国とヨーロッパの景気低迷憂慮により8月に入って弱気に
戻ったことが大きく作用した。ウォン価値が下落すれば、同じ商品を買う時に支払わなければならない金額がより大きく
なって、物価が上がることになる。輸入物価の上昇は国内の物価上昇に続く。米ドルに対するウォン為替レートは、7月
中は1059.5ウォンだったが、8月には1073.2ウォンに上がった。(韓国ウォン価値切り下げ)
加工段階別では、とうもろこし、冷蔵魚類、天然ゴムなど農林水産品は上がったが、原油、銅鉱石など鉱産品が下
がって原材料は前月より0.6%下落した。しかし中間材は1%上がった。コンピューター、映像音響、通信装備製品など、
大部分の製品が上昇して、資本財と消費財もそれぞれ2.2%と1.5%上がった。
輸出物価もまたウォン価値下落で前月より1.3%上がった。3月(2.6%)以来5ヶ月ぶりに上昇切り替えたのだ。農林水産
品が12.6%上昇し、工産品も1.2%上がった。
>>38 おつかれさまでした