【wktk】韓国経済ワクテカスレ 358won【全国規模のサーキットブレーカー】

このエントリーをはてなブックマークに追加
350蟹 ◆M6A1eiUUqQ
営業停止の貯蓄銀行、預金者の抗議殺到 【東亜日報日本語版】
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2011091957638
 09年に退職したチョ某さん(74)は、退職金1億5900万ウォンで、元金の保障を受けられない貯蓄銀行の劣後債
券を購入した。全額を、プライム貯蓄銀行の債券6000万ウォンを含め、貯蓄銀行3行の劣後債券を購入した。市場
金利が年4%半ばの現状のなか、年8.5%の金利を受けるという耳寄りな話だったが、これらの貯蓄銀行は18日、
すべて営業中止となり、チョさんは投資金全額を失うことになった。

 金融委員会が営業停止の措置を下した貯蓄銀行7行は、預金者保護を受けられない5000万ウォン超過預金を誘致し
た上、劣後債券を大量に発売し、顧客の被害が膨らんだことが分かった。構造調整を控え、流動性を増やそうとする貯蓄
銀行各行の利害関係と、「まさか、滅ぶことはないだろう」という一部の顧客の安易な態度が合いまっての結果だった。

 18日、金融委が明らかにした「6月末基準の経営の放漫な貯蓄銀行を巡る財務現状」によると、営業停止を受けた
7貯蓄銀行のうち、トマトや第一(チェイル)2、エース、パランセ貯蓄銀行の4行の預金総額は、この1年間で増加を
続けた。これらの預金規模は、上半期の8つの貯蓄銀行の営業停止後に大量の預金引き出し(バンクラン)を経験し、
預金が減っただろうという一般の予想に反するものだ。貯蓄銀行各行は年5%台後半の金利を打ち出し、無理に預金を
増やしたためと見られる。

 特に、東亜(トンア)日報が今月初頭、金融監督院から経営診断を受けた85貯蓄銀行のうち、78行の資金流出入
動向について調査を行った結果からも、放漫経営の貯蓄銀行各行の預金残高は最近さらに増えたり、現状を維持した
りしていたことが分かった。

 貯蓄銀行の顧客誘致競争が功を奏し、今回、営業停止となった貯蓄銀行に、5000万ウォン超過の預金をした顧客は
2万5800人へと膨らんだ。これらの5000万ウォン超過預金客の平均預金額は、計5561万ウォンだった。預金者保護
限度(5000万ウォン)を超過する561万ウォン相当の金額を失う羽目に落ちいている。

 劣後債の投資客は、個人2082人と法人150ヵ所であり、1人当たりの投資金は2776万ウォンだった。全体投資金額
は2232億ウォンと、上半期の釜山(ブサン)貯蓄銀行グループの営業停止当時の劣後債券投資規模より1000億ウォン
近く多かった。

 劣後債券を購入した人は、5000万ウォン以上の預金者や優先順位債券の債権者らが返済を受けてから、金を返して
もらうことができるため、貯蓄銀行のほうからしっかり説明を受けなかった不完全販売でない正常な手続を経た投資なら、
元金を返してもらえるのは大変難しい。