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貯蓄銀行、数千億台の不法融資大量摘発 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110919/40412000/1
トマト・エース・青い鳥、'第2の釜山貯蓄銀行'
借名口座・SPC迂回貸し出し、限度違反融資多数、捜査依頼方針

 下半期構造調整過程で、貯蓄銀行の不法貸し出しが大挙明るみに出た。これら貯蓄銀行は、大株主が運営する
事業場に巨額を集めたり、借名口座と特殊目的法人(SPC)を動員して、釜山(プサン)貯蓄銀行と類似の形態で不法
営業して摘発された。

 金融監督院は経営診断を終えた貯蓄銀行85行で、このような不法行為を摘発したと19日明らかにした。金融監督
院は検察と協議して、近い将来これら貯蓄銀行に対する捜査を依頼する方針だ。

 特にトマト・エース・青い鳥の営業停止された3行は、釜山貯蓄銀行と類似の方式で、事実上大株主が運営する事業
場へこっそりと貸し出しを行い、金融監督院の口座追跡により'首根っこ'を捕えられた。

 事業場によって、不法貸し出しは数百億ウォンから多いところで数千億ウォンに達する所もあるものと把握された。
ある貯蓄銀行の場合、首都圏の開発プロジェクト2ヶ所への融資が、全体資産の70%である6千400億ウォンに達する。
これら事業場は当初、別途の施行社を装っていたが、現在は施行社が有名無実になる'直営事業場'と化していた。
他の貯蓄銀行もこれと同じように、複数の借名口座や不法SPCを作り、貸し出しを隠蔽・縮小する手法で大株主が
事実上所有している業者へ資金を融通していたと調査された。

 金融監督院関係者は、"事業場を全て処分させても融資額には不足し、正常な意志決定に従ったとすればとうてい
不可能な融資だ"として、"他の所でも'第2の釜山貯蓄銀行'が疑われるほど、大株主貸し出しが疑われる事例がある"
と話した。

 大株主貸し出しは、貯蓄銀行法で5年以下懲役刑や5千万ウォン以下罰金刑に処する'重罪'だ。預金者のお金が大
株主の私金庫として悪用されることを防ぐという政府の方針もかかわらず、貯蓄銀行はまた、大株主貸し出しを犯した
のだ。

(1/2) つづきます