カードローン、キャッシュサービス延滞率が同時上昇 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110918/40390126/1 信用カード会社のカードローンとキャッシュサービスの延滞率が、同時に上昇していることが分かった。しかしカード
会社は延滞率上昇にもかかわらず、カードローンとキャッシュサービスの高金利を背景に、莫大な収益をおさめている
と調査された。
金融監督院が18日、国会政務委員会イ・ソンホン(ハンナラ党)議員に提出した資料によれば、6月現在専業カード
会社6社のカードローン延滞率は2.3%で、昨年末(2.0%)より0.3%ポイント上昇した。会社別では新韓カードのカードローン
延滞率が3.6%で最も高く、三星カード(3.4%)、ハナ・SKカード(2.2%)、ロッテカード(1.5%)、KB国民カード(1.2%)、現代カード
(0.9%)の順だった。
カードローン延滞率は上昇しているが、監督当局がクレジットカード業界の規模拡大競争に対する積極的な介入に
乗り出したことで、カードローン残額はかえって減少していることが分かった。6月末現在専業カード会社6社のカード
ローン残額は13兆2千81億ウォンで、昨年末(13兆2千306億ウォン)に比べて225億ウォン減った。
カードローンと同時にキャッシュサービス延滞率も同時に上昇した。専業カード会社のキャッシュサービス延滞率は
6月末現在2.5%で、昨年末(2.3%)より0.2%ポイント上がった。専業カード会社のキャッシュサービス残額は9兆4千770億
ウォンで、昨年末(9兆2千827億ウォン)より1千943億ウォン増加した。
カードローンとキャッシュサービスの延滞率は上昇したが、カード会社は相変らず収益の大半をカードローンとキャッ
シュサービスで得ていると調査された。新韓カードは、キャッシュサービスとカードローンでそれぞれ2千870億ウォンと
2千778億ウォンの収益を得て、三星カード同じく1千42億ウォンと2千239億ウォンと集計された。現代カードは883億
ウォンと1千855億ウォン、KB国民カードは891億ウォンと1千571億ウォンの収益を上げた。
イ議員側は、"カード会社がキャッシュサービスとカードローンで20%台前後の高い収益率を記録しているのは、5%
程度の低い金利で資金を調達して、最大28.5%の高い金利で金を貸すためだ"として、"過度に高い金利は低くする
必要がある"と話した。