【wktk】韓国経済ワクテカスレ 358won【全国規模のサーキットブレーカー】

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140蟹 ◆M6A1eiUUqQ
金融圏延滞者18万人増、‘延滞大乱’予告 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110918/40390119/1
一部銀行延滞率、金融危機時より高く…借金返せない企業急増
"景気鈍化直撃弾"…貸し出し抑制で延滞率さらに高まる見通し

 今年に入って金融圏の延滞者が20万人近く増えたことが分かった。一部銀行の家計貸し出し延滞率は世界金融危機
時より高まり、借金を返せない中小企業も急増している。貸出者が景気鈍化の直撃弾を受けたという分析が出てきている。
銀行圏の貸し出し抑制とグローバル景気低迷で、延滞者数はより一層増えると見られ、来年には'延滞大乱'が起きるの
ではないかという憂慮まで出てきている。

◇個人・企業の両方で延滞急増
 18日金融圏およびナイス信用評価情報によれば、昨年12月91万9千570人だった金融機関の延滞者数は、今年6月
109万8千878人へと半年間で17万9千408人(19.5%)増えた。これは2008年の世界金融危機以降、延滞者数が持続的に
減少していた傾向が初めて反転したものなので衝撃を与えている。2008年末に121万4千731人に達していた延滞者数
は、2009年末103万2千630人へと一年間で17万人近く減った。引き続き昨年は13万人ほど減少していた。

 一部都市銀行の延滞率は、すでに世界金融危機当時よりさらに高くなっている状況だ。金融危機後、ウリ銀行の家計
貸し出し延滞率は、2009年3月末に0.6%でピークに達し、昨年末は0.47%まで低くなった。しかし今年に入って急激に高
まって、7月末の延滞率は何と0.77%に達する。

 ハナ銀行も、信用貸し出しの延滞率が金融危機水準に高まった。今年7月末の信用貸し出し延滞率は0.88%で、金融
危機後の最高値だった、2009年6月末の0.97%に迫っている。国民銀行は昨年下半期から延滞率が本格的に高まった。
家計貸し出し延滞率は金融危機以後は1%を越えたことがなかったが、今年6月末の延滞率は0.96%で、1%間近に迫った。

 借金を返せないのは個人客だけでなく企業も同じだ。信用保証基金が借金を返すことが出来ない企業の代わりに貸し
出し金を返した比率(代位返済率)は、今年8月末に全保証金対比3.6%まで高まった。6月末には4.0%まで急騰した。2009年
6月末に4.2%あった代位返済率は、2009年末3.4%、昨年末3.2%と低くなっていたが、今年に入って急激に高まっている。
これは今年に入って急増している個人延滞者と同様の傾向ということができる。

(1/2) つづきます
141蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2011/09/18(日) 08:08:32.88 ID:1kuDzAVH
>>140 つづきです
◇貸し出し抑制・景気鈍化で延滞率さらに高まる
 家計と企業が金融危機後最悪の信用危機を防ぐことが出来たのは、政府と中央銀行の景気拡張策が大きい役割を
した。韓国銀行が基準金利を大幅に引き下げ、都市銀行は貸し出しを拡大して、貸出者は利子負担を減らすことが
できた。政府は財政執行を拡大して企業の資金事情が行き詰らないように努力した。

 しかしこの拡張策は、これ以上行使することが難しい状況に達した。消費者物価上昇率が5%を越えるほど物価が急騰
したことで、韓国銀行は昨年7月から五回も基準金利を上げた。政府もこれ以上財政赤字が大きくなることを防ぐために
財政健全化に出た。これは家計と企業の負担に直結し、結局延滞率が高まる結果につながった。

 2008年末に年7.5%であった家計貸し出し平均金利は、2009年末5.86%、昨年末5.7%まで低くなったが、今年7月末には
6.08%にまた高まった。これは家計の利子負担に直結する。都市銀行関係者は"給料は上がらないのに貸出金利は上が
り、さらに不動産費用急騰、教育費支出などで貸し出しをもっと増やした人も多い"として、"貸し出しが増えれば信用等
級が低くなり、貸出金利はさらに上がる悪循環に陥ることになる"と話した。

 韓銀によれば、2009年末738兆ウォンだった家計貸し出しは、今年6月末現在826兆ウォンと、1年半で100兆ウォン近く
急増した。この関係者は"カード大乱など2000年代初期までは、遊興費などで浪費して延滞する場合が多かったが、
今はこのような構造的な問題で延滞する人が増加している"と伝えた。

 問題は、政府と中央銀行がこれ以上攻撃的景気拡張策を執ることが難しい状況で、世界景気が急速に鈍化している
という点だ。米国とヨーロッパ各国の経済成長率は、今年2分期に入り急転直下した。輸出依存度が高い我が国の成長
率も0.9%に急降下した。この傾向が続けば企業の資金事情も急激に悪化するほかはない。

 しかも銀行が家計貸し出しを抑制したことで、貸し出し延滞率が一層高まる可能性が大きくなっている状況だ。都市
銀行関係者は"貸し出しを減らせば、金を借りて利子を返したり生活資金に使っていた人々の貸し出しも止まることに
なる"として、"現在としては、今後も延滞率が低くなる可能性より、高まる可能性が大きいように見られる"と話した。

 三星経済研究所のチョン・ヒョチャン首席研究員は"世界景気低迷と貸し出し抑制策が複合して、延滞率が高まる結果
がもたらされた"として、"今後景気低迷が続けば延滞率がさらに高くなりえるので、金融機関や当局の細心な対策準備
が必要だ"と話した。

(2/2) 以上です