食料品費、車両燃料費、家賃が上がった我が国の物価 【アジア経済 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110911/40244836/1 三星経済研究所は、今年上半期の我が国消費者物価上昇の主要要因は、食料品費、車両燃料費、家賃だと
明らかにした。
チョン・ジニョン三星経済研究所首席研究員は最近、'韓国品目別物価構造の特徴と対応課題'報告書で、我が
国の食料品費、車両燃料費、家賃上昇率が経済協力開発機構(OECD)上位だったと話した。
食料品費は上半期平均9.5%の上昇率を記録し、OECD国家ではエストニアに続き二番目に高かった。穀物自給
率が30.2%(2009年基準)とOECD国家中最低であり、原材料輸入依存度が高く、非効率的な流通構造が食料品
価格上昇を招いた。
交通費上昇率も6.7%で、OECD国家中11位であった。交通費に占める割合(43.1%)が大きい車両燃料費が12%も
急騰したためだ。
家賃は絶対水準と上昇率の両方でOECD上位圏だった。上昇率は3.3%、消費者物価に家賃が占める比率は
9.8%で、OECDでいずれも3位を記録した。OECD平均家賃上昇率は1.8%であった。
教育物価上昇率はOECD国家中20位の1.8%だったが、2000〜2010年の年平均教育物価上昇率は4.7%で、OECD
国家中10位と過去の上昇率が高かった。