>>512 つづきです
国立水産科学院海草類バイオ研究センターは2010年、国産‘真の海苔’を基本に‘ポドゥル真の海苔’を開発した。
真のノリはスサビノリよりやわらかく、特有の香りが良い。よく‘昔の海苔の味’と話される、香ばしい味が真の海苔の
味だ。ポドゥル真の海苔は真の海苔特有の味を維持しながらも、成長がはやくて葉の幅が狭く、小規模養殖場でも
多い量を刈り取ることができる。問題は繁殖力だ。ハ・ドンス海草類バイオ研究センター研究官は“ポドゥル真の海苔の
養殖場へ、スサビノリがわずかに入ってきただけで養殖場全体がスサビノリで覆われてしまう”として、“味が優秀だと
しても、無条件に養殖業者に推薦することはできなかった”と明らかにした。
現在の海苔新品種開発技術では、我が国が日本に劣っているが、全生産量の50%を占める天然海苔が逆転の踏み
台になるかもしれない。優秀な品種を効率的に養殖するための日本の‘清潔な’海とは違い、我が国の海は種が自由に
交配して、地域ごとに多様な種類の海苔がある。同じ真の海苔でも珍島(チンド)産と莞島(ワンド)産では系統種が
違っていて、味や香りも違う。
新品種を開発する‘育種’研究に、系統主は大きい資源だ。パク・ウンジョン海草類バイオ研究センター研究家は、
“研究センター内に海草類遺伝資源バンクを用意して、117種の海苔系統を保有している”として“系統種どうし交配
すれば新しい海苔品種を作ることができる”と話した。海草類バイオ研究センターはすでに、特定色を持った‘硯池
ゾル方真の海苔(赤色)’と‘緑豆ゾル方真の海苔(緑色)’を開発して、2012年に新品種として出願する予定だ。新品
種を開発すれば、海苔の特性上食卓にはすぐ上がると展望される。
海苔の種子は薄い糸形の胞子の‘糸状体’だ。糸状体は細菌や微細鳥(?)類が繁殖するように、適当な温度と栄養
だけ供給されれば自ら繁殖する。ワカメや昆布のように1年間育てて種子を用意しなくても、1,2ヶ月ですぐに量を収穫
することができる。このような糸状体の特性は、海苔種子のロイヤリティー策定をより一層難しくさせてもいる。ロイヤリ
ティーを支払って海苔糸状体を持ち込み、これを任意に繁殖すれば品種開発者が異議を提起することもできるためだ。
ハ研究官は“養殖業者を対象に、来年から糸状体を任意にふやせば罰金を支払うことになるという警告と、固有の糸状
体は新品種として登録するように勧告している”と話した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <よく分からなかったので、そのまま「真の海苔」としましたが、韓国で好まれるのはアマノリ属の一部、
スサビノリもこのアマノリ属の一部のようです(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%8B%94)