"8月から心配だったはずが、7月にすでに景気の鈍化"
毎日経済|入力2011.08.31 15:37 |修正2011.08.31 15:43
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1041&newsid=20110831153738014&p=mk 7月の製造業の景気が予想より振るわなかった。
統計庁が先月31日に発表した'7月の産業活動動向'によれば、鉱工業生産が6月より0.4%減って3ケ月ぶりに減少傾向になった。
前年同月対比では25ヶ月連続での、上昇だが増加幅が昨年9月以後最も低い3.8%に留まって、製造業の景気に7月からすでに警告などが
ついたと分析される。
自動車と半導体の善戦にも関わらず、鉱工業の生産が減ったのは、映像音響通信、電気装備、運送装備などが振るわなかったためだ。
これに伴い、7月の製造業の平均稼動率は82.1%となり、前月より0.4%ポイント下落した。 在庫は前月対比で3%、前年同月対比10.1%も増えた。
鉱工業だけでなくサービス業、建設業、公共行政など4つの部門を合わせた'全産業生産'も前月対比2.4%減少し、8月のグローバル財政危機
以前の7月からすでに景気が下降局面に入り込んだのではないかという解釈が出てくる。 全産業生産が前月対比減少したことは鉱工業生産
と同じように3ケ月ぶりだ。 特に去る6月に瞬間的に上昇の勢いを見せた、建設投資が前月対比15.1%も急減した。
現在の景気を見せる景気動向指数循環変動分が6月より0.3ポイント上がった100.9となり、今後の景気を予告する景気先行指数が、前年同月比
で0.3%ポイント上昇するなど2種類の指標が3ヶ月連続同時に上昇したのがそれなりに慰安だが、8月からは下落反転が予想される。
この日にパク・ジェワン企画財政部長官は"グローバル財政危機で、私たちの経済の下方危険が大きくなっているが輸出と内需条件などを
勘案する時、ゆるやかな回復傾向が持続する"とし、楽観的コメントを述べた。 パク長官は"7月の全産業生産が3ヶ月ぶりに減少したのは
季節的、一時的要因が作用したことだ"とし"政府の予算支出日程に左右される公共行政が大きい影響を及ぼし、建設投資と鉱工業生産の
減少も社会間接資本(SOC)予算執行の縮小と集中豪雨、工場移転、夏の休暇などに起因した側面がある"と評価した。
これに対してキム・ヒョジン東部証券研究員は"7月よりグローバル景気の環境が大きく変化した8月以後、下方リスクが目立つだろう"とし
"米国と中国の企業景気感触指数が最近下落し、今後の生産景気が鈍化する可能性を見せている"と話した。