【wktk】韓国経済ワクテカスレ 353won【過負債神、値上げしました】

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金融圏貸し出しに'風船効果'明確 【朝鮮日報 biz.chosun.com】


 零細事業者キム某氏は先日、セマウル金庫を訪れた。事業資金が不足していて、最近は信用協同組合やセマウル金庫の
貸し出し金利が引き下げられたという消息を聞いたからだ。近々カード会社と貯蓄銀行へ返さなければならない借金がある
キム氏は、敷居が高い都市銀行の代わりに、比較的貸し出し条件があまり厳しくないセマウル金庫から貸し出しを受けることに
したのだ。

 金融圏で貸し出し‘風船効果’が明確に現れている。韓国銀行が22日発表した‘第2四半期中家計信用動向’によれば、都市
銀行の住宅担保貸し出しは前分期と同様の増加幅を記録したが、非銀行圏では大きく拡大したと集計された。都市銀行の住宅
担保貸し出しは1分期より5兆4000億ウォン増えて、1分期と同じ増加幅を維持した。

 しかし同じ期間に、ノンバンク預金取り扱い機関(貯蓄銀行、信協、セマウル金庫など)での住宅担保貸し出しは2兆5000億
ウォン増えた。昨年4分期の2兆9000億ウォン増よりは多少縮小したが、1分期(1兆8000億ウォン)よりは大幅に増加している。
マイナス通帳などその他の貸し出しの増加幅は3兆9000億ウォンで、前分期より何と3兆ウォンも拡大した。

 保険会社貸し出しも同じだ。保険会社貸し出しは8000億ウォン増えて、昨年4分期以降着実に大きな増加幅を維持している。
金融当局が銀行圏を中心に家計貸し出しを減らすように注文したことで、貯蓄銀行や保険会社などで貸し出しが増える風船
効果が現実化したのだ。

 イ・ビョンユン金融研究院研究委員は、“貯蓄銀行や保険会社貸し出し増加も問題だが、信協やセマウル金庫など信用協同
機構貸し出し増加も大きく膨らんでいる”として、“特に地域を基盤とした金融機関では低所得層へ貸し出しする場合が多いため
不良可能性が高い”と話した。

 一方では非銀行圏の貸し出し不良を心配する必要はないという分析もある。絶対的な貸し出し規模が銀行に比べて小さい
ためだ。金融監督院は2分期末現在、保険会社家計貸し出し延滞率は0.8%、不良貸し出し比率は0.33%で良好な水準だと分析
した。家計貸し出し残額は前分期より1.27%増えたが、1分期(1.45%)に比べて増加率は下落した。ただし最近銀行圏が金融当局
勧告により、積極的に貸し出し縮小の動きを見せていることから、非銀行圏での風船効果はさらに加速するという展望も出て
いる。