【wktk】韓国経済ワクテカスレ 353won【過負債神、値上げしました】
恐怖で真っ青になった株式市場へ救援投手で出たチョン・グァンウ国民年金公団理事長 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/21/2011082101112.html?news_Head3 年末までに証券市場に追加投入できる実弾10兆ウォン以上ある
2008年金融危機が津波ならば今は強力な余震程度
3000億ドル越える外国為替保有額が今回の衝撃を止めるクッション役
先進国債権収益率は低すぎ、安定資産に投資すればするほど国民年金財政は
かえって不安定になる、株式・不動産など多様な投資必要
これまでの国民年金は池に住む鯨、国内だけでは池の生き物すべてを殺す、世界の金融市場を積極的に攻略する
"証券市場の底を誰が分かるというのでしょう。しかし国民年金は低価買収のタイミングにいつでも入る準備ができていて、実弾
(資金)も充分です。"
チョン・グァンウ国民年金公団理事長は、"現在の市場状況と年間投資計画を勘案と、今年末までに国内株式市場へ新規で
投入できる資金は約10兆ウォンほど"と明らかにした。今年に入って今まで株式市場に注ぎ込んだ4兆〜5兆ウォンの、2倍に
達する規模だ。国民年金が年末まで証券市場に投じる資金規模を初めて公開した彼は、"必要ならば投資金拡大も考慮する
ことができる"とした。
証券市場が6%暴落した19日午後、ソウル忠武路(チュンムロ)にある国民年金ビルディング22階応接室で会った、チョン・グァン
ウ理事長はこの日の証券市場暴落に対して'パニック状態'と診断しながらも、"来週初めにも余震はあるだろうが、長期投資家
である国民年金は市場変化に敏感に反応しない"と話した。
6月末現在の積立金規模が340兆ウォンに達する国民年金は、海外株式と債権に34兆8000億ウォンを投資している'グロー
バル大手'でもある。ゴールドマンサックス、シティーグループ、ブラックストーンなど世界的な投資銀行やファンドのCEO(最高
経営者)が頻繁に彼を訪ねてくる。彼はインタビュー前日、ゴールドマンサックスのマイケル・エバンス副会長兼アジア会長に
会った。22日午後にはマーク モビウス テンプルトン資産運用会長が訪ねてくる予定だ。おそらく彼は国内で、先進国金融市場
動向を最も速くて正確に入手できる人物の1人であろう。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201108/21/2011082101061_0.jpg ▲チョン・グァンウ国民年金公団理事長は19日、ソウル忠武路国民年金ビルディング22階応接室で、本紙のインタビューに
“2008年リーマン ショックが大型津波ならば今回の危機は強力な余震水準”として、“国民年金は低価格買収のタイミングに
積極的に株式市場に入る余裕を十分に持っている”と話した。
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>>521 つづきです
彼は最近全世界金融市場が揺れている事態に対して、"金融市場に核爆弾が落ちた3年前のリーマン事態と比べるところは
ない"と話した。2008年の世界金融危機が大型津波だったら、今は強力な余震程度に見ることができるとした。彼はまた"2008年
は我が国外国為替市場と株式市場の'ダブルパンチ'を打たれたが、今は外国為替市場がよく持ちこたえてくれているという点が
決定的に違う"と話した。彼は3000億ドルを越える外国為替保有額が今回の衝撃を止めるクッション役をしているといった。
―新規投入資金が10兆ウォンという根拠は?
"全ポートフォリオで株式投資比率目標値を18±3%(15〜21%)でたてたが、6月末には17.8%に落ち、最近の株価低迷で株式を
売らなくても比重がさらに低くなった。これを年末まで18%まで引き上げれば、およそ10兆ウォン程度の追加投資が可能だという
計算が出てくる。"
―株式投資を21%まで増やすこともできるのではないか?
"規定上では可能だ。しかし、むやみにお金をばら撒いて市場が(国民年金を)頼りにされても困るのでその話はしない。市場も
自浄機能がなければならない。嵐がきて掃いて出すものは掃いて出して、落ちるものは落ちてこそ取り引きがまともになされる。"
―先進国投資銀行とヘッジファンドCEOにたくさん会うが、最近彼らの話で共通点は?
"2008年の危機が応急処置が必要な急性疾患ならば、現在の財政赤字は慢性疾患なので短時間内に解決されることは難しく
ないだろうかということだ。"
―状況を具体的に要約してくれ。
"ヨーロッパ事態は時間がかかりながら持久戦へ行くようだ。はやく解決されることは難しい。米国は信用等級が下落したが、
公開されているほど悪くない。ジェイミーダイモンJPモルガン会長も同じ話をした。基軸通貨国の米国のデフォルト(国家不渡り)
危険は殆どないと見て良い。フランスより米国信用等級が低いということは話にならない。今回の事態は米国信用等級下落で
触発されたが、市場ではヨーロッパ財政赤字がさらに浮上している。最近ではヨーロッパ系銀行の資金梗塞が問題になっている。
今日夜明けに国民年金ニューヨーク事務所から、'ヨーロッパ系中小銀行の信用梗塞が感知される'という報告書がきた。"
―昨日会ったエバンス ゴールドマンサックス副会長とは何か話をしたか。
"米国は時間がかかるだろうが十分に解決できるといった。注目しているのはヨーロッパだと言った。国民年金と同じく長期投資
家にはこうした状況も機会だという話もした。高い波は水泳できない人には危機で、サーフィン選手には良い機会だ。"
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>>521,522 つづきです
―ヨーロッパ専門家たちの見解は?
"大きく異なることはない。ドイツがどんな立場を取るかが核心なのに、結局システムが瓦解するまでドイツや主要国が放置は
しないと見ている。最近ニューヨークから来た報告書を見れば、ドイツにはが'楽しむ'側面があるという。ヨーロッパ事態でユーロが
低評価されているが、輸出がうまくいくドイツ立場ではだいぶ良いことであるためだ。はやい解決のためにはドイツがたくさん負担
しなければならないが、この頃のように危険な状態が、ドイツの利益に反しないという見解があるということだ。"
―民間の危機が迫れば国家が最後の防壁の盾になる。 国家が危機のときは誰が助けるのか。
"米国・日本・ドイツ・フランスのような国は、財政危機を自ら防ぐ能力がある。問題はそうでないピグス(PIIGS・ポルトガル、イタリア、
アイルランド、ギリシャ、スペインの弱者)国家だ。結局解決策は債務減少にあると見る。世界銀行在職中に、アフリカ国家の借金
問題を数年間担当したことがある。その時の経験から、国家次元の債務問題は、初期には償還期間を延長したり金利を低くして
息をする余地を与えて、それでも良くならなければ借金を減少することだ。 結局そのような話が出るだろう。 "
―今の状況で国民年金の資産運用と関連して職員に強調する部分は。
"今後経済の不確実性が高まって金融市場は変動性が大きくなるだろう。借金が多い企業の収益変動性が激しいように、国家も
同じだ。借金が多い国家は経済がよく回っていれば大丈夫だが、そうではない時は起伏が激しい。職員には普段より信用危険と
国家不渡り危険などリスク管理にさらに気を遣えと強調する。しかし、長期的な投資家の立場として機会を見る努力も怠らないで
ほしい。"
チョン委員長赴任後、国民年金は株式とオルタナティブ投資(不動産や社会間接資本投資など)比率を増やしている。応接室
にはHSBCロンドン本社ビルのガラス模型と、米国送油管会社の'コルロニオルパイプライン'のガス管と米国地図を重なって
作ったガラス模型が置かれていた。どちらも国民年金が投資した所だ。
―危険資産に投資を増やせば、国民年金財政が不安になるのではないか?
"全ポートフォリオで債権投資比率は70%近くある。こうした保守的なポートフォリオは世界の大規模年金基金では非常に例外
的だ。皮肉なことに安定した資産に投資を集中するほど、国民年金財政がかえって不安定になりえるという点だ。債権収益率が
あまりにも低いためだ。国民年金は今後50年の長期周期で6%の年平均収益率を出すのを目標にしているが、米国など主要国は
ほとんどゼロ金利なので期待できる収益率がその半分程度しかならない。安定性のために債権にだけ投資すれば、基金枯渇を
操り上げることになる。"
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