恐怖で真っ青になった株式市場へ救援投手で出たチョン・グァンウ国民年金公団理事長 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/21/2011082101112.html?news_Head3 年末までに証券市場に追加投入できる実弾10兆ウォン以上ある
2008年金融危機が津波ならば今は強力な余震程度
3000億ドル越える外国為替保有額が今回の衝撃を止めるクッション役
先進国債権収益率は低すぎ、安定資産に投資すればするほど国民年金財政は
かえって不安定になる、株式・不動産など多様な投資必要
これまでの国民年金は池に住む鯨、国内だけでは池の生き物すべてを殺す、世界の金融市場を積極的に攻略する
"証券市場の底を誰が分かるというのでしょう。しかし国民年金は低価買収のタイミングにいつでも入る準備ができていて、実弾
(資金)も充分です。"
チョン・グァンウ国民年金公団理事長は、"現在の市場状況と年間投資計画を勘案と、今年末までに国内株式市場へ新規で
投入できる資金は約10兆ウォンほど"と明らかにした。今年に入って今まで株式市場に注ぎ込んだ4兆〜5兆ウォンの、2倍に
達する規模だ。国民年金が年末まで証券市場に投じる資金規模を初めて公開した彼は、"必要ならば投資金拡大も考慮する
ことができる"とした。
証券市場が6%暴落した19日午後、ソウル忠武路(チュンムロ)にある国民年金ビルディング22階応接室で会った、チョン・グァン
ウ理事長はこの日の証券市場暴落に対して'パニック状態'と診断しながらも、"来週初めにも余震はあるだろうが、長期投資家
である国民年金は市場変化に敏感に反応しない"と話した。
6月末現在の積立金規模が340兆ウォンに達する国民年金は、海外株式と債権に34兆8000億ウォンを投資している'グロー
バル大手'でもある。ゴールドマンサックス、シティーグループ、ブラックストーンなど世界的な投資銀行やファンドのCEO(最高
経営者)が頻繁に彼を訪ねてくる。彼はインタビュー前日、ゴールドマンサックスのマイケル・エバンス副会長兼アジア会長に
会った。22日午後にはマーク モビウス テンプルトン資産運用会長が訪ねてくる予定だ。おそらく彼は国内で、先進国金融市場
動向を最も速くて正確に入手できる人物の1人であろう。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201108/21/2011082101061_0.jpg ▲チョン・グァンウ国民年金公団理事長は19日、ソウル忠武路国民年金ビルディング22階応接室で、本紙のインタビューに
“2008年リーマン ショックが大型津波ならば今回の危機は強力な余震水準”として、“国民年金は低価格買収のタイミングに
積極的に株式市場に入る余裕を十分に持っている”と話した。
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