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都市銀行、貸し出し償還積極的に促す　【聯合ニュース　東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110821/39680493/1
当局指針に各銀行で細部案用意
優待金利も消えて、実質金利高まる見通し

　都市銀行が既存の家計貸し出しの償還を積極的に促すことにした。金融当局と各銀行は、新規家計貸し出し中断という'劇薬
処方'の代わりに、資金余力があったり実需要でない目的で貸し出しを受けた顧客に対し、貸し出し償還を積極的に誘導して、
貸し出し増加率を抑制することにした。

　貸し出し競争を防ぐために、支店長専決金利、特販金利など顧客優待貸出金利の適用も減らすことにした。これに伴い、実質
金利が高まる結果につながるものと見られる。

◇銀行ら"返すことができる貸し出し返せ"
　21日関連業界によれば金融委員会と金融監督院は19日、都市銀行副頭取と実務者を呼び集めて、家計貸し出し抑制のため
の具体的な施行方案を議論した。この席で当局は、新規家計貸し出しの中断よりも、既存貸し出しの償還を通じて貸し出し増加
率を抑制し、償還を通じて用意された資金で庶民や実需要貸し出しに出ることを要請した。

　金融委高位関係者は、"低金利で貸し出し負担を大きく感じていないために、償還を先送りする貸出者も相当あると"として、
"このような貸出者に積極的に連絡して、できるだけ償還を誘導する必要がある"と話した。この関係者は"そうすれば貸し出し
総量が減り、どうしても必要な庶民の生活資金や傳貰資金など実需要者に貸し出しする余力ができるのではないか"と話した。

　都市銀行はこれに伴い、貸し出し償還の誘導のための細部計画用意を始めた。一番最初に検討対象としているのは、貸し出し
償還のための資金余力があったり、実需要でない株式投資などの目的で貸し出しを受けた顧客だ。新韓銀行関係者は"住宅など
を担保にマイナス通帳を作っていても、ほとんど使わない人が少なくない"として、"このような貸し出しは早期に償還するように
要求できるだろう"と話した。

　都市銀行は、満期が到来する貸し出し顧客に償還が可能なのか尋ねた後、資金余力がある顧客の償還を誘導する方針だ。
また使用用途を細かく確認して、株式投資などに使われると判断されれば満期延長を厳しくする案も検討している。

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　ウリ銀行は預金担保貸し出しと株式担保貸し出しの特別相殺を検討している。例えば1年満期預金2千万ウォンを担保に1千万
ウォンを借りた顧客に対し、預金を中途解約して貸し出し1千万ウォンを償還することを要求し、残った預金1千万ウォンには中途
解約利率でない通常の1年分利子を全部支給する方式だ。

◇顧客優待金利縮小、実質金利上昇
　金融当局は、先月の銀行圏家計貸し出しが2兆2千億ウォンも急増したのは、一部銀行が特販金利等で貸し出し競争をそその
かしたためであると分析している。これに伴い19日の会議で当局は、都市銀行が年末までに月ごとの家計貸し出し取り扱い計画
を用意して、特販金利、支店長専決金利などを動員して一線営業店がむやみに貸し出しを増やす形態は自制するように要請した。

　都市銀行は当局のこうした方針を考慮して、顧客優待金利を縮小する案を検討している。銀行は現在、頭取専決金利やクレ
ジットカード利用、VIP顧客、月給自動振替などに対する優待などで、1〜2%ポイント貸し出し金利が低い優待金利を提示している。
ハナ銀行関係者は"今後は他の銀行顧客に低い貸出金利を提示して、自分の顧客に取り込むで作る代替貸し出しや、優待
金利が適用される新規入居アパート集団貸し出しなどは消えるものと見られる"と話した。農協関係者は、"特定職業群をター
ゲットとする特販商品開発や販売は今後難しいと見ている"と話した。一部銀行では医師、弁護士、公務員などに対して特販
商品を販売している。

　銀行は当局が家計貸し出し総量規制に出ることで、実質金利が高まると予想した。都市銀行関係者は"貸し出し競争に動員
された優待貸出金利などが消えるならば、実質的に顧客が負担する金利は多少高まるほかはないのが事実"と話した。

(2/2)　以上です