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営業停止貯蓄銀行は、なぜ売れないのだろうか? 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/12/2011081201332.html 営業停止された全州(チョンジュ)・大田(テジョン)・宝海(ボヘ)貯蓄銀行のパッケージ売却がまた失敗に終わった。11日
午後にKB金融とハナ金融持株が本入札書類を提出したが、預金保険公社が規定する最低入札価格より低い価格を提示
したことで入札流れとなったのだ。
預金保険は、5月に営業停止された貯蓄銀行7行に対して、‘中央釜山(プサン)・釜山第二・道民’、‘全州・釜山’、‘大田・
宝海’の3つのパッケージで売却を推進した。その結果‘中央釜山・釜山第二・道民’パッケージは、大信証券が優先交渉
対象者に選ばれたが、‘全州・釜山’パッケージと‘大田・宝海’パッケージ売却は入札流れとなった。以後預金保険は、釜山
貯蓄銀行被害者が占拠座り込み中である釜山貯蓄銀行を除いた、残り貯蓄銀行3行をパッケージとして売却手続きを進め
たが、結局失敗に終わった。
なぜ全州・大田・宝海貯蓄銀行の売却が失敗し続けているのだろうか。金融当局および貯蓄銀行関係者は、大きく三つの
理由を提示した。まず、ソウルに本店がある貯蓄銀行だけに人気があるということだ。ウリ金融持株会社が取得した三和(サ
ムファ)貯蓄銀行の場合、ソウル江南(カンナム)に本店があって、新村(シンチョン)にも支店がある。このため売却当時、
ウリ金融だけでなく新韓金融持株、ハナ金融など3つの金融持株社が参入した。中央釜山・釜山第二・道民貯蓄銀行パッケー
ジでも、中央釜山貯蓄銀行本店がソウルノンヒョンドンにあるため、この入札にはKB金融、新韓金融、ハナ金融など3つの
金融持株社と大信証券、キウム証券が参加した。
しかし全州・大田・宝海貯蓄銀行パッケージの場合、大田貯蓄銀行はソウルに小規模支店が3店あるが本店は大田にあり、
支店の大半は忠清(チュンチョン)圏にあるという点、全州貯蓄銀行もソウルに1ヶ所支店があるものの、本店は全州にあると
いう点が弱点だと分析される。預金保険関係者は、“貯蓄銀行売却の成功可否は、首都圏に支店があるか、あるならばどんな
位置にあるのかが大きく関連している”として、“ソウルに支店があっても小さい支店しかない貯蓄銀行の売却は、今後も人気が
ないと見られて苦悩中”と話した。
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二番目には、全州・大田・宝海貯蓄銀行に不良が多いと判断されて、引き受けを敬遠しているということだ。今回の全州・大田・
宝海貯蓄銀行パッケージ実態調査に参加した関係者は、“すでに一度入札流れとなった所だから不良が予想より多いと見て
いた”として、“預金保険が定めた最低入札価格を知らない状態で通常の手続きにより実態調査をして、調査に見合った適正な
価格を書いて出した”と話した。
これまでに貯蓄銀行を取得した企業でも、引き受け後明らかになった追加不良で苦労している所がある。2月に三和貯蓄銀行
を取得したウリ金融持株会社は、不良を解消するために1000億ウォン規模の有償増資を断行し、6月には追加不良が発生した
として、預金保険に追加800億ウォンの現金保全を要求した。昨年熊津(ウンジン)グループ系列会社が取得したソウル貯蓄銀行
でも、数回の有償増資を通じて約1320億ウォンを投資したにもかかわらず、1月から3月まで約227億ウォンの当期純損失を記録
した。
三つめは、貯蓄銀行売り物がすでに多く、今後さらに良い売り物が出てくると考えられるという点だ。現在市場に売り物に出て
いる貯蓄銀行は、京畿(キョンギ)ソロモン貯蓄銀行、HK貯蓄銀行、大英(?)貯蓄銀行、W貯蓄銀行、一番2貯蓄銀行などだ。予報
が経営中のイェスと例翼(?)貯蓄銀行も売却を推進中だ。また9月の秋夕(チュソク)以降は、下半期貯蓄銀行構造調整を通じて
営業停止貯蓄銀行がさらに出てくる展望だ。
したがって貯蓄銀行引き受けに関心がある所も急ぐ必要がない。貯蓄銀行引き受け意思を明らかにした業者関係者は、“既に
出てきた貯蓄銀行売り物を検討してみたが保留した”として、“今後出てくる貯蓄銀行を調べて、見込みがあると判断される場合、
取得するという意向には変わることがない”と話した。
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>>222 おつかれさまでした