85才の痴呆老人に劣後債を売った釜山貯蓄銀
朝鮮ビーズ|ソン・ジンソク記者|入力2011.08.06 03:02 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1037&newsid=20110806030223681&p=chosunbiz "私たちの爺さんは痴呆の85才です。何回も貯蓄銀行のチーム長という女が、痴呆の私たちの爺さんに印鑑を貸しなさい、通帳を貸しなさい
として持って行ったところ、あちこち印鑑を押したのです。 話もまともにできない爺さんに、劣後債を売りつけて何をどのようにするつもり
だったのでしょう。子供たちお金まで含んで、家にあるお金5億ウォンを全て劣後債に投資したが、一銭も取り取り返せないのはなんという
事でしょう"
http://i2.media.daumcdn.net/photo-media/201108/06/chosunbiz/20110806030223697.jpg 夫(85)が釜山貯蓄銀行職員の勧誘で劣後債を5億ウォン分買ったというイ某(78)氏は"劣後債が何かは知らなかったが、10年を超えて
取り引きした釜山貯蓄銀行を信じたため、青天の霹靂をむかえた"として長いため息を吐いた。
貯蓄銀行の営業停止前に発行された劣後債に投資した人の半分以上が60代以上の老年層とあらわれた事で、貯蓄銀行が劣後債を
よく知らない老人たちに、まともに説明しないで売ったという疑惑が大きくなっている。 金融監督院が劣後債の被害申告を中間集計した
結果(7月末基準)、申告者806人の中で60才以上が52.3%に達した。 営業停止された貯蓄銀行の劣後債への投資家は
2932人(投資額1259億ウォン)であり、その中の95.3%は釜山・釜山2貯蓄銀行の顧客だ。
被害老人たちは劣後債の利子で生活する場合が多く、直ちに収入が切れた。 釜山、蓮山洞(ヨンサンドン)に住むヤン某(82)氏は60年間、
工事現場での荒仕事と屑鉄・廃材を拾って集めたお金1億4000万ウォンを昨年に劣後債に投資した。 ヤン氏は"利子が多い預金だという
ので印鑑を押した"とし"(元金を)返してもらえないならば、生きる希望も無い"と話した。
ヤン氏のように被害老人たちは"利子が多い預金だと思った" "銀行が滅びた時に返してもらえない商品という説明はなかった"と嘆いた。
パク某(69)氏は"3ヶ月に一回払われる劣後債の利子180万ウォンを生活費にしていたが、今はお金が貰える所がない"とし、チョン某(64)氏
は"夫を亡くし一生家政婦で仕事をして集めた、血のようなお金の9000万ウォンを返して欲しい"とし、しくしく泣いた。
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>>35の続き
貯蓄銀行は2009年に当時の預金金利より3%ポイントほど高い、年8.5%ほどの高金利を提示して劣後債を大挙発行した。 被害者は
"釜山貯蓄銀行の職員は'大韓民国が滅びても業界1位の釜山貯蓄銀行は滅びない'として販促活動をした"と主張した。
チョ・レンフェン金融消費者連盟副会長は"貯蓄銀行が低金利時代に利子を受け取り生活する老人たちが、金利1%にも敏感だという
点を狙った可能性が大きい"と話した。
金融監督院は今月末までに被害受付を締め切った後、劣後債の危険性をまともに説明しなかった不完全販売と確認されれば、
一部でも元金を戻すようにする方針だ。 キム・テギョン金融監督院銀行中小庶民金融チーム長は"不完全販売を最大限選び出し、
利子で生活する老人たちの被害を最小化する"と話した。
劣後債
債権を発行した会社が破産した時、返済を受ける権利が最後になる債権をさし、主に金融会社が発行する。 多少危険なだけに収益率は
高く、去る2009年当時に集中的に発行された貯蓄銀行の劣後債の金利は年8%台に達する。通常満期が5年以上であり中途解約が不可能だ。
(2/2)以上です。