コスピ144P暴落…"史上最大" 【聯合ニュース】
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2011/08/08/0200000000AKR20110808164100008.HTML 五日間で時価総額170兆蒸発、三星電子の売り上げに匹敵
恐慌に陥った有価証券市場では、最近五日間で時価総額170億ウォンが消えた。今年の三星電子の売上予想額とほぼ
同じだ。
8日、コスピは前取引日より74.30ポイント(3.82%)下がった1,869.45で取り引きを終えた。韓国取引所は午後1時23分、先物
価格が5%以上急落したことから、2009年1月15日以来となるプログラム売却効力を5分間停止(サイドカー発動)させた。
この日指数は、前日より1.40%下がった1,916.57で開場した後、落ち幅を拡大して午後1時30分頃には1,800.00まで落ちた。
最大下落幅は143.75ポイントで史上最大を記録した。従来の記録は2008年10月16日の135.14ポイントだった。'恐怖指数'と
呼ばれるコスピ200変動性指数も45.00まで急騰して、悪化した投資心理を反映した。2009年3月11日(46.27)以来2年5ヶ月
ぶりに最高になった。指数は前日より6.95ポイント(24.55%)上がった35.26で締め切った。
コスピは最近5取引日間で302.86ポイント(13.94%)下落した。これに伴い有価証券市場時価総額は、1日の1千225兆7千
429億ウォンから、8日の1千55兆2千524億ウォンへ170兆4千906億ウォン急減した。
外国人は2〜8日に2兆ウォン以上純売渡して指数下落を主導した。機関は1兆6千200億ウォン、個人は5千600億ウォンを
それぞれ純買い入れした。特に年金基金が1兆3千600億ウォンの買い優位を見せた。
2008年の金融危機時と比較すると、下落率は低いが需給構図が似ている。当時コスピが五日間で最も下落幅が大きかっ
たのは2008年10月20〜24日だ。指数は5取引日間に241.72ポイント(20.47%)下落した。この期間に外国人は1兆900億ウォンを
純売渡した。しかし機関は5千340億ウォン、個人は4千672億ウォンをそれぞれ純買い入れした。以後コスピは10月27日に
892.16で取引下限を迎えて反騰し始めた。