>>335-336 続報です
八堂の水、大腸菌25倍、アンモニア2倍で…"塩素を増やして浄化している" 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/05/2011080500089.html?news_Head3 稼動停止した光州昆池岩下水処理場
"浄化されない下水が、9日続けて八堂に流入"
"浄化されなかった屎尿水が八堂に入ってから9日目なのですが…"
4日、京畿(キョンギ)広州市(クァンジュシ)草月邑(チョウォルウプ)ジォルリにある2万9419平米(8914坪)規模の光州下水
処理場。稼動停止したこの下水処理場内糞尿処理場を見て"先日の豪雨でこの屎尿水があふれて、八堂湖(パルタンホ)に
入ったのですか?"と尋ねると、すぐにある関係者がこのように話した。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201108/05/2011080500089_0.jpg ▲京畿道広州下水処理場と昆池岩(コンジアム)下水処理場が中部地方豪雨で浸水し、稼動停止したため、浄化されていな
い汚染水が流れ込んでいる八堂湖(パルタンホ)。浮遊物とゴミが集まって巨大な島を作っている。
ここは生物学的フィルタリングなどで水2万5000tを浄化処理していた施設だ。しかし先月27日の集中豪雨で浸水し、稼動が
全面停止したために、処理できない下水のうち1万5000tを毎日慶安川(キョンアンチョン)に流している。ユ・ヨンウン光州地方
工事施設チーム長は、"浄化されなければならない屎尿水、洗濯水、皿洗い水などを、やむを得ず慶安川に送っている"として
"量が少ないために流れながら薄められて、ソウル近郊浄水場で薬品をたくさん使って浄水すれば何の異常もない"と話した。
下水処理場のそばでは、黄土色になった慶安川が荒々しく流れていた。
この下水処理場には9日間で復旧人材500人あまりが投入されたが、まだあちこちに土砂が残っている。下水を段階別に
浄化する施設中に黄金色の泥水が漂う。かすかに人糞の臭いもあった。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201108/05/2011080500419_1.jpg 近くの光州市(クァンジュシ)草月邑(チョウォルウプ )都坪里(トビョンリ)昆池岩(コンジアム)下水処理場も、土砂に埋もれて
砂地と化した。さらに核心施設の'酸化部施設'は作動するものの機能を出せずにいる。浄化処理されないまま昆池岩川に流さ
れる下水は黄金色というよりも赤かった。キム・チュンギョン施設長は"復旧が遅れると、下水処理場施設全体を稼動できない
かもしれない"と話した。
(1/2) つづきます
>>488 つづきです
首都圏水道水浄水センター きれいだった水に泡がぶくぶくと…水質検査月1回から週1回に
4日午後京畿道河南市(ハナムシ)グァンアムアリス浄水センター浄水場では、黄緑色の水が泡立っていた。9.7km離れた
八堂取水場でから直径2.8mの取水管を6時間流れて到着した水だ。この浄水センターでは、この水を7時間かけて浄水して、
非常用に12時間分(17万8000t)を保存して、残りはソウル江東区(カンドング)4棟と松坡区(ソンパグ)26棟に一日23万tずつ
送っている。稼動が停止した光州昆池岩下水処理場の未処理下水が流れ込んだ八堂湖水が、28〜37時間後に水道水に
変わって各家庭に到着する。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201108/05/2011080500089_2.jpg ▲泥水と浮遊物にぎっしり埋まったまま稼動停止した光州下水処理場沈澱池(写真上)と、水道水を得るために取水した水の
浮遊物を職員が棒で取り除いている京畿道河南グァンアムアリス浄水センター(下)
浄水場では、菓子袋やビニール袋、灰白色の浮遊物が絡みつくと、すぐに職員が駆け付けて棒で泡を減らすように汲み出し
た。ソン・シホン運営ンチーム長は"豪雨前は浄水していない水も泡がなくきれいだった"として、"今ではアンモニア性窒素濃度
が濃厚で、塩素をいつもより多く投入している"と話した。
韓国水資源公社が測定した八堂取水場原水のアンモニア濃度は、4日昼は0.092r/Lだったが、グァンアムアリス浄水セン
ターに到着した原水のアンモニア濃度は、これより高い0.104r/Lであった。ソン チーム長は"雨が降る前の先月25日には
0.07r/Lだったアンモニア濃度が、豪雨時は0.16〜0.19r/Lまで上がったこともあった"として、"浄水処理を通じて全て除去
している"と話した。先月20日1800CFU/100mLだった取水原水の総大腸菌群数値は、豪雨が降った先月27日には4万6000
CFU/100mLに上昇した。浄水センター側は"下水流入よりも豪雨の影響が大きい"として、"浄水処理で全部除去することが
できる場合があるので安心してもかまわない"と話した。
バク・ソクスン梨花(イファ)女子大環境工学教授は、"洪水後には大腸菌とアンモニア性窒素が最も問題だ"として、"きれいに
浄水した水でも、家庭に供給する過程で送水管に雨水が入り込んで2次汚染される可能性があるので、水道水は煮沸してから
飲まなければならない"と話した。
ソウル市上水道研究院は、一ヶ月に一度だった取水場の水質検査を、週1回に変えるなど水質管理に強めている。
(2/2) 以上です