NEISのエラーで高校成績混乱 【東亜日報】
http://news.donga.com/3/all/20110723/39015131/1 190万人再検証不可避… 1万5000人の内申に影響
来月の随時募集控えて高3生と父兄“当惑する”
今年3月に導入された次世代教育行政情報システム(NEIS・ナイス)エラーが発生し、高校生1万5000人と中学生200人ほど
の成績が間違って処理された。
全高校生190万人の成績を再検証して、成績表を再発送しなければならない史上初の事態に陥り、来月1日から開始される
入学査定官選考の準備を進めていた受験生と父兄を混乱させることになった。
教育科学技術部は22日、“NEISによる学期末成績処理過程で、高校は同点者処理、中学校は無断試験欠席生の認定点数
付与過程で誤りができた”と明らかにした。エラーを修正するプログラムを用意して、25日までに該当学生を全て把握して遅く
とも29日までは修正する計画だと教科部は説明した。1997年学校現場で学生の成績を電算で処理し始めて以来、成績訂正
事態は初めてだ。
今回の事故は、学校ごとの成績管理基準により同点者の席次を付ける過程で計算エラーが発生して生じた。席次が変わる
高校生は1万5000人、このうち席次等級まで変わる事例は2000人と推定される。中学校では試験欠席した学生に付与する
色々な認定点数算出方式でエラーが生じていて、200人程度の席次が変わると展望される。
教科部は“随時募集願書受付が始まる来月1日までに成績修正が完了するので、入試には影響がない”と明らかにしたが、
具体的な入試戦略をたてなければならない学生や教師、父兄は当惑する状況になった。特に今回のエラーは高校教師が18
日に、中学校教師が13日に発見して、教科部と次世代NEISを管理する韓国教育学術情報院(KERIS)に申告したことで確認
されたが、両機関が22日に真相を明らかにしたことに対して、のろま対処という批判が出てきている。
::次世代教育行政情報システム(NEIS・ナイス)::
学校教育と行政業務をコンピュータ・ネットワークで統合管理するシステム。全国のすべての学校と市道教育庁、教育科学
技術部を超高速インターネットで連結する。父兄が成績を見たり進学相談内容を確認する用途にも使う。