>>189 つづきです
平昌冬季オリンピックは、韓国が真の冬季スポーツ強国へと一段階アップグレードされる契機になる展望だ。韓国は2010バン
クーバー冬季オリンピックで金メダル6個(銀6個・銅2個)を取って総合5位に上がった。伝統的なメダルボックスであったショート
トラックの成績(金2)は期待に沿えなかった。しかしスピードスケーティング(イ・スンフン・モ・テボム・李相花金メダル)と、フィギュ
アスケート(キム・ヨナ)で史上初めて金メダルを獲得して、名実共に氷上強国の地位を確立した。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201107/07/2011070700885_1.jpg 冬季オリンピックが開かれる2018年までは、雪上種目とソリ種目などこれまで間国際舞台で特別な注目をあびられなかった
種目にも集中的に投資して、すそ野を広げなければならない。世界的に競争力がある選手を育成するには、種目ごとに少なく
とも年間20億ウォンの予算が必要だ。
アルペン種目の場合、滑降スロープなどが新設されれば、少なくともシーズン中は国外を転々としなくても良い。コース適応
だけは他国選手より有利になる。ボブスレーやリュージュ、スケルトンは正式競技場が新設されるので、訓練条件が飛躍的に
アップする。
フリースタイル スキーやスノーボード、カーリングのように、東洋圏選手が競争力を発揮できる種目は、国家次元の後押しが
必須だ。特に身体条件の影響が大きくないカーリングは新しい戦略種目とするに値する。現世界ランキング13位の女子カーリン
グは、昨年のアジア太平洋選手権で2010バンクーバー冬季オリンピック3位チームである中国に勝って優勝した。大韓カーリン
グ競技連盟パク・スンファン専務は、"カーリングは頭脳が優秀で手先が器用な韓国の人に適合したスポーツ"として、"2018年
までじっくり準備すれば、金メダルも狙える"と話した。
冬季オリンピック最高人気種目の一つのアイスホッケーは、韓国だけでなくアジア地域で認知度を広げる機会をつかんだ。
2006トリノ冬季オリンピックまでは、開催国がアイスホッケー自動出場権を取れたが今は規定が変わった。世界ランキング31位の
韓国が、12ヶ国が参加する冬季オリンピックに出場するには世界水準との格差を最大限縮めなければならない。2018年2月
までもう6年7ヶ月しかない。
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