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三枚肉に泣く時…欧米豚肉は笑った 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110619/38154813/1 http://news.donga.com/IMAGE/2011/06/19/38155657.1.jpg 最近豚肉価格が連日のように大騒ぎになっている。口蹄疫の影響で国内産豚肉供給能力が大きく落ちたためだ。
畜産農家も、消費者もため息だけ出てくるこの時、ひっそりと笑う人々がいる。韓国市場で‘輸出大当たり’を打った
海外畜産農家だ。
19日農林水産検疫検査本部によれば、今年1〜5月に輸入検疫を通過した外国産豚肉はのべ17万9985tで、昨年
同期の8万1387tに比べて121.1%も増えた。特に従来まで輸入量が多くなかったヨーロッパ産豚肉が、国内食卓に
急速に上陸している。ドイツ産豚肉は4627tが輸入され、昨年同期(205t)より22倍以上と爆発的に増え、デンマーク
産も527tから4744tへと輸入量は9倍も増えたと集計された。
ヨーロッパ地域からの豚肉輸入量は、東ヨーロッパと西ヨーロッパ、南ヨーロッパを問わず全地域で増加している。
ポーランド産豚肉は昨年1〜5月623tから今年同じ期間3704tへ約6倍に増加し、ハンガリー産も1259tから4206tへ
3.3倍に増えた。その他にもスペイン産が2.4倍(2725t→6617t)に、フランス産36.3%(5852t→7979t)、オランダ産34.3%
(5976t→8027t)など大幅な増加傾向を見せた。特に来月1日からは韓-ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)が
暫定発効される予定なので、我が国に輸入されるヨーロッパ産豚肉はより一層増えると展望される。
しかしヨーロッパの善戦にもかかわらず、今も国内輸入豚肉市場で最も大きい影響力を行使する国は米国だ。米
国産豚肉は今年1〜5月8万2569tが輸入されて、全輸入豚肉の45.9%を占めた。これは昨年1〜5月に輸入された物量
(2万4175t)より242%も増えたものだが、昨年の輸入産豚肉市場で米国の占有率が29.7%に終わっていた点を考慮
すれば、最近は米国畜産業界が非常に攻撃的に韓国市場の門を叩いていることが分かる。
米国とヨーロッパ、世界畜産業界の二大強者が韓国市場を攻略するこの時、国内畜産農家が競争力を持てるように
援助する対策が一日も早く実行に移されなければならない。