>>143 以前、辛うじて嚥下は出来るが、それ以外は全部介助が必要という子の保育を頼まれたが
あの時も両親は「普通の子と一緒に過ごさせてやりたい」の一点張りだったのう。
一緒に過ごさせてやりたいと言われても、障碍の程度が重過ぎてどうにもならん。
健常な子と一緒に通うのは無理があるから、専門のところに入れ、きちんと自立出来るよう
教育を受けさせた方が、その子にとって幸せだとウリは判断した。
さらに言えば、うちの園に通って来るのはその子だけじゃあない。
他の園児への保育の質を落とさず、その子を入園させ保育するには、専任で介助が出来る
常勤と、週休代替が必要になるわけだが、障碍児保育補助事業の補助金だと、とてもとても
二人分は出ぬ。
両親にその事実を告げると、
「金のことしか頭にないんですか!!うちの子を差別なく普通の子と一緒に過ごさせて欲しい
たったそれだけのことじゃないですか!!」
とえらい剣幕であった。
一時間ばかり諭してはみたが、最後まで納得いかぬ様子で帰っていったのう。
辛いことだが、わが子の現実に目を向けて、それを踏まえた上でより良い方向を目指すこと
結局はそれが一番、その子のためになるんだがなぁ