【wktk】韓国経済ワクテカスレ 341won【ええじゃないか、たからにゃ損々】

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584蟹 ◆M6A1eiUUqQ
ワタクシも立てられません。

貯蓄銀行PF不良が東南アジア建設現場を直撃 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/06/03/2011060300609.html

“中断された韓国の建設会社の工事現場が一つや二つではありません。心配になります。”
 カンボジアの首都プノンペンに到着して中心地のモニボン通りに向かうと、すぐに建設工事が中断されたゴールド
タワー42ビルディングのみすぼらしい姿が目に飛び込んできた。42階建てで建設予定のこのビルは、20階ほどの
高さまで骨組工事が進められたまま、何ヵ月も放置されている。

 このビルは2008年の着工当時、プノンペンで最も高いビルになると注目され、カンボジア副総理が着工式に参加
していた。だが、施工者の韓日建設が国内でワークアウト(債権団主導企業改善作業)に入ったことで、このビルに
対する新規工事資金は支援されることができなくなり、都心に凶物のように放置されている。

 あるプノンペン現地僑胞(海外在住韓国人)は、"カンボジア当局がこのビルの完工が難しいとみて、韓国の建設
会社と債権団に事業場を売却するよう求めている状態"と話した。引き続き"現地政府関係者たちが、韓国主導の
PF事業場が各地で停止したことで、すぐに韓国に対して恨み混じりの反応を見せている"と憂慮した。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201106/03/2011060300524_0.jpg
▲カンボジアの首都プノンペン市の金融中心街で、建設が中断されたままのゴールドタワー42ビル。この建物は韓日
建設が施工していて、同社が昨年ワークアウトに入ったことから資金不足に陥り、工事が進行されないまま放置された
状態だ。

◆東南アジア各地で‘韓国PF’工事中断・分譲難航
 国内で建設会社と貯蓄銀行が、不動産PF(プロジェクトファイナンシング・大規模開発金融)融資不良化で疲弊して
いる中で、国内だけでなくカンボジアやベトナムなど東南アジア国家でも、相当数の韓国PF事業場が資金不足で漂流
している。

(1/4) つづきます
585蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2011/06/06(月) 11:19:14.71 ID:119y11c3
>>584 つづきです

 カンボジアの場合、営業停止された釜山貯蓄銀行の主導で推進されてきた‘カムコーシティ(CAMKO City)’事業が
困難に陥っている。この事業はプノンペン市ペンカク湖近くの132万平米に、商業施設や住宅などを建設する総20億
ドル規模の大型民間建設事業だ。2018年までに段階別で、団地と金融センター、国際学校、レジャー施設などが建設
される計画だった。

 あるプノンペン現地僑胞は、"カムコーシティの一部建物完工が予定より遅れていて、完工された建物も分譲がうまく
いっていない"として、"この事業を主導した釜山貯蓄銀行が営業停止になったので、果たして事業をまともに終えら
れるか、現地業界と当局は疑問を見せている"と話した。

 釜山貯蓄銀行はまた、プノンペンの新空港建設事業も推進してきたが、最近資金不足で難航していることから、事業
権売却を検討していると伝えられた。この他、国内中小建設会社が投資したプノンペン市内PF事業場の‘トゥ キャッ
スル’も完工が遅れている。

 ベトナムホーチミン市の場合も、一部国内のワークアウト建設会社がアパートを建設したが、分譲が難しくなっていると
伝えられた。あるホーチミン現地僑胞は"国内建設会社が作ったアパートの分譲が容易ではない"として、"現地アパート
分譲広告に、韓国建設会社がしばしば登場している"と話した。

 国内建設業者K社の場合、ホーチミン市内のPF事業場を売却しろとの国内債権銀行らの要求を受けて、売却先を
探し続けていると伝えられた。

◆建設会社・貯蓄銀無理な海外進出…貯蓄銀行不良事態‘直撃弾’
 カンボジアとベトナムの韓国PF工事現場が危機を迎えているのは、建設会社と貯蓄銀行の無理な海外事業拡張の
ためだ。

 国内建設景気が数年間低迷していることから、建設会社と貯蓄銀行は“新しい成長動力を探す”として、誰も彼もが
ベトナムのホーチミンやハノイ、カンボジアのプノンペンなどの地に進出した。しかし徹底した現地不動産市場の分析も
なく飛び込んだPF事業は、未分譲というブーメランとして帰ってきた。ベトナムやカンボジアなど東南アジア国家の建設
景気が、当初予想よりやや振るわなかったことも影響を及ぼした。

(2/4) つづきます
586蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2011/06/06(月) 11:25:07.04 ID:119y11c3
>>584,585 つづきです

 弱り目にたたり目で、国内不動産景気低迷が加速して、ワークアウトや回復手続き(旧法廷管理)に入る国内建設会社
が急増した。これに伴い、これら建設会社の海外事業場は、工事代金を支援されることもできず、売ることも作ることも
できない膠着状態に陥った。

 最近これらPF事業場を襲った台風は、貯蓄銀行不良事態だ。国内貯蓄銀行が東南アジア現地で、事業企画から資金
支援などを一手に管理してきたが、貯蓄銀行が崩れるとすぐにこれらPF事業場が直撃弾を受けた。

 営業停止された釜山貯蓄銀行の場合、現地にカムコバンクを設立し、カムコーシティプロジェクトに数千億ウォンの
融資をしていたことが分かった。ところが釜山貯蓄銀行が韓国で営業停止されたというニュースが現地に伝えられて、
すでに完工した建物は分譲が難しくなり、建設中の建物は完工が遅れている。

◆検察、貯蓄銀行東南アジア投資金追跡に乗り出す
 検察は東南アジアPF事業場に対する捜査を積極的に進めている。貯蓄銀行不正追跡次元で、東南アジア現地PF事業
場調査が必要だという判断からだ。

 大検察庁中央捜査部はまず、カンボジア検察との共同捜査を通じて、釜山貯蓄銀行が海外不動産開発名目でプノン
ペンに投資した5000億ウォン程の資金を追跡することにした。検察は先月26日と27日、最高検察庁国際協力団所属研究
官をプノンペン現地に派遣して、カンボジア検察と共同捜査を始めた。

 検察によれば釜山貯蓄銀行は、2005年8月からカンボジア カムコーシティ開発事業に3534億ウォン、2007年8月から
シェムリアプ新国際空港開発事業に661億ウォンなど、のべ5000億ウォン前後の資金を、現地に設立した特殊目的法人
(SPC)に融資する方式で投資した。

 検察は現地で大部分の建設事業が中断されていて、資金回収が容易ではないと把握している。金融当局と預金保険
公社も、釜山貯蓄銀行がカンボジアに投じた5000億ウォンを回収しにくいこともあると見ている。預金保険関係者は
“担保がほとんど設定されておらず、投資金回収は容易ではないだろう”と話した。

(3/4) つづきます
587蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2011/06/06(月) 11:28:52.40 ID:119y11c3
>>584-586 つづきです

 検察はまた、釜山貯蓄銀行グループが海外不法融資の過程で巨額の秘密資金を作った情況をとらえて、資金の流れを
追跡することにした。検察関係者は“秘密資金を作った後、国内に持ちこんだり海外に財産を隠匿した可能性を念頭に
置いている”と話した。

◆ “建設支障で韓国イメージ打撃”憂慮
 東南アジア現地僑胞は、各地で韓国建設会社と貯蓄銀行のPF事業場が問題になると、すぐに韓国に対する全般的な
イメージ失墜が憂慮されると話している。

 プノンペンとハノイで会った複数の現地僑胞は"PF事業場が問題を起こしたことで、現地政府関係者たちが韓国建設
会社と金融会社に対して恨み混じりの反応を見せている"と伝えた。引き続き"建設・金融以外の韓国企業も、このために
イメージに打撃を受けている"と話した。また現地では、“今後韓国業者が大規模建設事業を受注する場合にも、支障が
ありえる”という展望も出てきている。

 現地事業が難航していることで、国内企業間の不協和音も大きくなった。カムコーシティ施行社の‘ランドマーク ワー
ルドワイド’は、釜山貯蓄銀行を相手に、昨年9月から資金支援が中断されたために34億ウォンの損害があったとして、
ソウル中央地方法院に訴訟を起こした。昨年6月に釜山貯蓄銀行が1500億ウォンを有償増資する時に、主導的な役割を
したKTB資産運用も、釜山貯蓄銀行のカンボジア開発事業に540億ウォン程を投資していたが、回収が困難になった
ことから法的問題提起を検討中だと伝えられた。

(4/4) 以上です