【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶｽﾚ 341won【ええじゃないか、たからにゃ損々】

ＳＡイカ焼きの失踪　【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110604/37772017/1
高速道路ＳＡにイカがないとは?

　会社員ハン某氏(29)は先月、地方出張中に西海岸（ソヘアン）高速道路のサービスエリアに立ち寄って、あきれる
体験をした。サービスエリアの軽食の代名詞であるイカを買おうとする彼に店員が、“この頃は供給に支障が生じて
イカを売っていない”と話したためだ。

　イカ動向が変だと感じているのはハン氏だけではない。主婦ウン某氏(56)は“昨年は一杯2000ウォンだったイカが、
今年は3000ウォンを越えている”として、“この頃はスーパーでもイカを見かけなくなった”と話した。

　実際、最近のイカは十分に‘希少品’になってきている。農水産物流通公社によれば3日現在、イカ(生物中品・1kg
基準)価格は平均5033ウォンで、平年(3031ウォン)より66%も上がっている。バター焼きなど調味イカの価格も、同じく
上がっている。江原イカ加工業協同組合イ・ギソプ常務は、“最近はイカ価格があまりにも上昇して、原料費が多く
かかる”として、“それだけ販売が減って売り上げ打撃が相当ある”と話した。

　イカが‘希少品’になったのは、最近3年間のイカ漁獲が類例がないほど振るわいためだ。国内に供給されるイカは
8〜12月に捕えられる国内産と、11月〜翌4月に南大西洋フォークランド諸島一帯で捕えられる外国産に分かれるが、
最近は国内外を問わずイカ漁獲がほとんどなくなっている。パン・キヒョク農林水産食品部水産政策官は“2000年には
国内に年間40万tを越えるイカが供給されたが、昨年は22万4000t水準に減って半分近くなった”として、“‘気候変化’
と‘中国効果’が漁獲急減の原因であるようだ”と推定した。

　まず海水温がますます低くなっているのが問題だ。これは‘ラニーニャ’(平年より低い低水温現象が5ヶ月以上続く
こと)のためで、イカは暖流性魚種であるため、海水が冷たくなれば移動と生存に影響を受ける。また中国に輸出しよう
と子イカまで乱獲したことがイカの種を絶やしたという指摘です。水産業界のある関係者は、“中国は揚げ物をたくさん
食べるので、骨がないイカ、その中でも小さ目のイカが好まれる”として、“最近数年間、こうしてイカを数万tずつ輸出
する過程で、生態系が毀損されている”と憂慮した。