【政治経済】平成床屋談義 町の噂その411

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694日出づる処の名無し


アエラ 2011年5月30日号 25P〜27P

     「第3の関東大地震」

読みなおしたが、すでに、おもな学者らにより、
堆積物が多いため、調査しやすい地質である、
房総半島西側、内房での海底探査で、
元禄関東地震タイプ と 関東大地震タイプ の周期はすでに究明されていた。
多くの科学者らは、
「調査しやすい内房の海底調査で、
関東地殻変動の周期が特定されてるんだから、
調査しても痕跡が出てこない、
岩だけで地形が形成されている、地殻変動の痕跡が見つけられにくい、
外房は、調査なんかしなくてもいい」という意見が主流だった。

だが、宍倉正展氏(41)教授は、
相模トラフの地殻がどれだけ押されて歪みが溜まっているかというデータに注目し、
実際の巨大地震のデータ―より、
ひずみの溜まる量が大きく、別の巨大地震が起きていないとつじつまが合わない。
外房型の地震が繰り返されるのを究明するため、
改めて外房の海底を調査した
東日本は西日本に比べて古文書が少ないため、歴史的記録が残っているのは、
「関東大震災タイプ」と「元禄大地震タイプ」の2タイプしかなく、あとは、地層の痕跡を丹念にたどるしかない。

そこで、房総半島・外房地域で、地質調査をしたら、
5300年前と4400年前に、元禄関東地震(M8.0)に匹敵する海岸隆起の痕跡を見つけた。