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内憂外患で証券市場急落、債権・為替レート上昇 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/05/23/2011052300697.html 23日週明けの株式市場が1%以上下落中だ。先週末瞬間的に上昇した主導株である自動車がまた押し下げられ、
総合株価指数が力なく落ちている。
この日午前9時40分現在コスピ指数は、前日より26.43ポイント(1.25%)安の2085.07で取り引きされている。20日に
記録した底点2084.06にほぼ近づいた。一応この付近が60日移動平均線とかみ合わさって、支持線の役をしている。
先週末、信用評価機関フィッチのギリシャ信用等級下方修正を理由にニューヨーク証券市場が下がると、すぐに
国内証券市場も上昇弾力をなくした。新興国株式型ファンドでは8週間ぶりに資金が純流出を見せるなど、グロー
バル資金の流れも順調でない。
主導株の自動車の急落には国内要素が大きい。自動車部品業者ユソン企業のストライキで、現代車、起亜車、
双龍(サンヨン)車など、国内主要自動車メーカーでラインが停止したことから、すぐにこれらに対する買いの流れが
切れた。現代車は前日より8000ウォン(3.32%)下がった23万3000ウォン、起亜車は2400ウォン(3.31%)下落した7万
100ウォンで取り引きされている。自動車が含まれている運送装備業種は2.9%下がって、株価下落をあおっている。
内憂外患で株価が下がったことで、韓国ウォンも五日ぶりに落ちている。ソウル外国為替市場でドルに対する
ウォンのレートは、前日より5.1ウォン上がった1087.9ウォンで取り引きされている。
海外証券市場を引き下げた要素が、ギリシャ発ヨーロッパ悪材料であるため、全般的なユーロ劣勢、ドル強勢が
現れていて、これにより国内でもドル価値が上昇している。ただし1090ウォンラインでは、国内輸出業者のドル売りが
現れることになり、為替レート上昇は鈍化すると予想されると、外為市場専門家は見通した。
全般的な安全資産選好の中で、買い傾向が債権に集まっている。危険資産回避現象が続いていて債権が代わりを
果たしている。3年物国債先物6月物は、前日より9ティック上がった103.61を記録している。店頭市場の国庫債金利も
1年物が2bp(1bp=0.01%ポイント)おりて、3年物が4bp下落するなど全般的に下落傾向だ(債権価格上昇)。当分金利
引き上げはないだろうという展望の中で、価格負担にもかかわらず債権強勢が持続している。