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釜山貯蓄銀行検査に手心、金融監督院幹部に億台贈賄 【東亜日報】
http://news.donga.com/Society/New/3/03/20110525/37504321/1 検察、関連者供述確保…‘納骨堂’関連大株主召還調査
釜山貯蓄銀行グループのロビー疑惑に対する検察捜査の過程で、金融監督院副院長補クラスの現職高位幹部が
巨額のわいろを受け取っていた手がかりが捉えられ、検察が捜査中であることが24日確認された。
大検察庁中央捜査部(部長キム・ホンイル検事長)は、釜山貯蓄銀行グループに対する検査結果を揉み消して、
不良に目をつぶる代価として、現在の金融監督院副院長補で在職中のK氏に、数千万〜1億ウォン台の賄賂を渡して
いたという関連者の供述を、釜山貯蓄銀行関係者から確保して、事実を確認している。
検察は、K氏が2000年代初めから貯蓄銀行検査などを実務総括する職務を担当している間、釜山貯蓄銀行グルー
プ大株主らと親交を重ね、検査に手心を加える代価として金を受け取ったと見ている。釜山貯蓄銀行グループが融資
した2400億ウォンの資産健全性が不当に分類されて、貸し倒れ引当金が不足したまま積み立てられたほか、ハイ
リスクなプロジェクトファイナンシング(PF)事業を、大株主が直接運営している事実を摘発しても、これを黙認していた
という。
これにより検察は、K氏を特定犯罪加重処罰法上の贈収賄の容疑で、まもなく召還調査する方針だ。K氏は24日、
東亜日報の電話取材に、“検察で捜査していることに対して、私は何も話せない。ノーコメント”と語った。
検察は、釜山貯蓄銀行グループがK氏以外の政官界高位要人にも、金品ロビー活動をしていた糸口をとらえて
捜査を拡大する計画だと伝えられた。検察はまた、この日釜山貯蓄銀行グループの大株主であり、ハイト(?)建設
代表のパク・ヒョンソン氏を召還調査した。パク氏は2005年、釜山貯蓄銀行グループ大株主が京畿(キョンギ)始興市
(シフシ)影閣社納骨堂建設事業に800億投資する過程で、影閣社から事業権を譲り受けた。検察は大株主のパク氏
が相互貯蓄銀行法違反を避けるために、事業権を譲り受ける手法で融資を受けたのか、また融資を引き出したのか
などを調査していたことが分かった。パク氏は、故ノ・ムヒョン前大統領の生家を私財を投じて復元するなど、ノ・ム
ヒョン政府の人々と親交が厚いことがわかった。
(1/2) つづきます
>>162 つづきです
検察、預金保険6年間の検査資料も全て調査
一方検察は、金融監督院に続き預金保険公社に対しても、最近6年間に釜山貯蓄銀行グループを検査した資料を
提出させて、預金保険職員の不正疑惑を調査している。金融監督院だけでなく、預金保険職員と釜山貯蓄銀行グルー
プ大株主が結んだ癒着関係に対しても、全て確認するという意だ。
検察は、最近12年間分の金融監督院の釜山貯蓄銀行検査資料を確保したのに続き、2005年から2011年まで計4回
預金保険が金融監督院と共同検査を実施した資料を、預金保険から任意提出を受けて調査している。預金保険と
金融監督院が、釜山貯蓄銀行に対して共同検査を実施したのは2005年が初めてだ。以後2009〜2011年には、年一回
づつ共同検査が行われた。
検察は検査結果を元に、預金保険職員が釜山貯蓄銀行グループにおける危険性が高いPF融資を、‘正常’と分類
した事実を把握していにもかかわらず、黙認したという疑惑に対して調査している。また、危険性が高いPF融資に
対して、貸し倒れ引当金が不足しているという事実を把握していたのに、これに対処しなかったという手がかりも得て
いる。貸し倒れ引当金とは、銀行が貸し出し金を返してもらうことができない時に、他の顧客の預金に被害が及ぶことを
防ぐために、銀行が必ず積み立てしなければならないお金だ。検察は釜山貯蓄銀行グループから金を受け取って、
不正を黙認した容疑がある預金保険職員を、近日中に召還調査する方針だ。
(2/2) 以上です