【wktk】韓国経済ワクテカスレ 340won【地震より怖いスト台風】
[韓国車生産中断危機] "民労総が狙う'卵打ち込むストライキ'…部品メーカー10社以上ある" 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/05/24/2011052400276.html?news_Head1 '卵打ち込むストライキ'(一企業のストライキで全産業をマヒさせること)経済人総連・現代車憂慮
"民労総、日本震災を参考に韓国車部品調達の脆弱性を正確に知って攻撃に出た"
自動車業界生産支障相次ぐ
23日午後11時頃、京畿道(キョンギド)光明市(クァンミョンシ)にある起亜自動車所下里(ソハリ)第一工場の生産
ラインでは、カーニバルの車体が移動式組み立て用ハンガーに、骨組みだけのままみすぼらしくぶら下がっていた。
生産ラインを守るべき現場社員は見られなかった。所下里工場ではこの日、生産を予定していたカーニバル ディー
ゼルモデル130台を、一台も完成できなかった。エンジンに使われるピストンリングの供給が途絶えて、20日から夜間
勤務を中断したのに続き、この日午前には生産ライン稼動を全面停止した。
この日午後2時頃、現代自動車蔚山(ウルサン)工場'Rエンジン(ディーゼルエンジン)'生産ラインも稼動を停止した。
生産ラインの左右には、四角形のエンジンブロックと丸いシリンダーヘッドなど、エンジン部品が組み立てを待って
置かれていた。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201105/24/2011052400053_0.jpg ▲ "民労総など外部勢力は出て行け"自動車部品メーカー柳成企業が、労組ストライキで職場閉鎖措置を断行した
中で23日、同社の管理職など非労組社員が労組員と外部支援勢力の工場占拠反対デモをしている。
18日から始まった柳成(ユソン)企業の労組ストライキが、完成車メーカーの生産ラインに大きい打撃を与えている。
ストライキが続く場合、現代・起亜車は26日から、主力車種のソナタとK5をはじめとして、サンタフェ、ベラクルーズ、
トゥサンix、ソレント・スポーティジなど、大部分の車種生産に支障をきたすほかはない状況だ。韓国GMも30日以後
には、クルーズ、オーランド、アルペオンなど7車種の生産ライン稼動を停止しなければならない。ルノー三星のSM5
2.0モデル(6月から)と、双龍(サンヨン)自動車チェアマン(8月から)も同じだ。
完成車メーカーの稼動停止は、5000〜6000におよぶ部品メーカーなどの稼動停止につながる。韓国経総関係者は
"今回のストライキは民主労組と金属労組が、日本震災で学習したことを応用した、典型的な'卵打ち込むストライキ'
だ"と話した。
(1/3) つづきます
>>114 つづきです
3・11日本震災により、一部の自動車部品メーカーの生産施設が破壊された。影響は想像以上だった。日本にある
8社すべての完成車メーカーの稼動が一定期間中断されただけでなく、米国のGMやフォード、クライスラーの一部
工場稼動まで中断された。世界自動車業界のサプライチェーン(供給網)が崩壊したためだ。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201105/24/2011052400053_1.jpg ▲労組員は占拠続ける…柳成企業労組員が23日、職場閉鎖措置が下された忠南(チュンナム)牙山(アサン)工場を
占拠して、管理職社員らの出入りを封鎖した状態でストライキを継続している。
韓国自動車業界はその被害は免れた。部品国産化率が97%に達していて、日本から調達する核心部品が殆どな
かったためだ。今回の柳成企業労組ストライキは、韓国自動車産業内部のサプライチェーンに打撃を加えたのだ。
柳成企業は、自動車エンジンに不可欠なピストンリングとシリンダーライナーなどを生産している。特にピストンリングの
場合、国内完成車メーカー需要の80%をまかなっている。ここが詰まると、国内自動車業界の生産全体が支障をきたす
代表的なボトルネックだといえる。
労働界は'卵打ち込むストライキ'はとんでもないとして、反論する。民主労組関係者は22日、"今回のストライキは
かなり以前からの手続きによりなされたことにすぎない"と話した。しかし、いくつかの側面から、民主労組と金属労組の
意図的ストライキだという疑惑が提起される。まず柳成企業の工場を占拠している人々の中ではバレーオやドンヒ
オートなど、他の部品会社を解雇された労働者など外部勢力も数十人参加している。また2008年4月ジョンガプドク(?)
当時、金属労組委員長は仁川(インチョン)で開かれた金属労組中央交渉で、"争議基金が20億ウォンあれば、核心部品
工場の稼動を中止させて、完成車メーカー4社を一ヶ月間生産中止させることは問題なくできるようだ"という発言をして
いる。
経済人総連のある関係者は、"今回のストライキは金属労組が、韓国自動車業界部品調達構造の弱点を正確に
把握して、攻撃したもの"と分析した。現代自動車関係者は"柳成企業ストライキの波及効果を確認した労働界が、
類似のストライキを繰り返さないだろうか心配になる"と話した。実際に2万5000点余りに達する自動車部品のうち、
柳成企業のように特定部品を事実上独占的に供給している企業が10社以上あることが分かった。ベアリングやカム
シャフトなどがそのような部品に属する。
(2/3) つづきます