仁川アジア競技メインスタジアム着工遅延、2014年大会開幕直前竣工に 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110517/37284561/1 宋市長国費支援要求に政府事業承認遅れて
2014年仁川(インチョン)アジア競技大会で開会・閉会式が開かれるメインスタジアム建設をめぐり、政府承認が
遅れていることに仁川市が頭を痛めている。場合によっては工事期間不足で大会日程に支障をきたすこともありえ、
国際的な恥をかくことになるという憂慮も出てきている。
16日文化体育観光部と仁川市によれば、市は今年1月17日文化部に、アジア競技大会関連事業計画変更案を
提出したが、3ヶ月を過ぎても承認を受けられずにいる。変更内容には、アジア競技大会開催に必要な競技場を総
40ヶ所から53個に増やし、トレーニング施設を56ヶ所から53ヶ所に減らす内容などが含まれている。
市は当初、3月末までに国務総理と12部署長官の審議を経て、事業計画変更承認を受けると期待していたが、
企画財政部が妥当性再調査の必要性を提起して承認が遅れている。仁川市は事業変更承認が遅れても、メイン
スタジアム着工は6月にでも可能になると見ている。これに伴い、竣工もアジア競技大会開催二ヶ月前の2014年
7月と展望している。
仁川西区(ソグ)延禧洞(ヨニドン)一帯に建設されるメインスタジアムは絶対工期が47ヶ月で、総事業費が4900億
ウォンに達する。このうち30%が国費の支援を受ける方針だが、政府は国費補助なしで建設しなければならないという
立場だ。市は前市長在任時に、国費支援なしで民間投資を受ける条件で、政府からメインスタジアム新設承認を
受けたが、ソン・ヨンギル市長就任以後に財政事業が変わった。仁川市関係者は“成功的な開催のために政府の
全面的な支援が切実だ”と話した。
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