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6月決算、9月公示。貯蓄銀退出の試験台に 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New/3/01/20110515/37250791/1 金融監督院、高強度検証作業。追加構造調整対象注目
下半期の貯蓄銀行構造調整の根拠資料になる、年間経営成績表が6月末以降に出てくる。
金融監督院は6月決算法人の貯蓄銀行の経営実績に対し、高強度の検証作業を始める方針なので、追加で構造
調整対象が出てくるのか注目される。12月からは、貯蓄銀行が韓国資産管理公社(ケムコ)へ事後精算方式で売却
した、不動産プロジェクトファイナンシング(PF)不良債権を買い戻さなければならない期限が次々到来して、貯蓄銀行
業界が連続的に‘退出試験台’に上がるものと見られる。
15日金融業界によれば、各貯蓄銀行は6月末までの経営実績を含む、2010会計年度(2010年7月〜2011年6月)決算
報告書を7〜8月に作成しなければならない。不動産PF不良の影響によって、少なくない貯蓄銀行が2009会計年度に
続いて2年連続の赤字になることと予想される。ケムコに売却したPF不良債権に対して貸し倒れ引当金を積まなければ
ならないばかりか、不動産景気沈滞で現在保有しているPF債権も、追加で不良判定される公算が大きいためだ。昨年
公的資金管理委員会が国会政務委員会に報告した資料によれば、今年貯蓄銀行のPF不良債権は3兆9000億ウォン
増えて、全PF不良債権規模が6兆7000億ウォンに達すると予想された。
9月公示も通過が厳しい関門だ。貯蓄銀行は6月決算以後に、国際決済銀行(BIS)基準自己資本比率などを盛り込んだ
経営成績表を、会計法人の監査を経て金融監督院に申告しなければならない。金融監督院はこれに対して‘法の通り’
検証する方針だ。釜山貯蓄銀行事態を契機に、業界との癒着を防ぐために貯蓄銀行検査人材の96%を総入れ替え
したので、‘あまい’検査の可能性も低くなっているとの金融当局の説明だ。金融監督院は下半期に、貯蓄銀行に対して
100回近い部門検査と総合検査を行う予定だ。
貯蓄銀行は12月末から、PF不良債権をケムコから買い戻さなければならない負担もある。12月末に到来する満期
規模は3000億ウォンと大きくないが、来年3月には1兆2000億ウォン分を買い戻さなければならない。ケムコはPF事業
場を最大限正常化して貯蓄銀行の負担を減らす計画だが、不動産景気沈滞が当分続くと予想されて、貯蓄銀行の
負担はさらに重くなるものと見られる。
★この後外出につき、ひとまず一本だけ