中国の長江での中・下流の日照り緩和
2011/06/05 10:56送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2011/06/05/0200000000AKR20110605012800083.HTML (北京=聯合ニュース)チャ・テウン特派員=中国の長江の中・下流一帯で続いた異例的な日照りが、最近降った恵みの雨で
緩和される兆しだ。
5日の中国気象当局によれば、去る3日から日照り被害を体験している長江の中・下流地域にかなり雨が降った。
3日の午後5時から4日の午後5時まで、湖北省、湖南省、江西省、安徽省、浙江省などの地に30〜50oの雨が降り、
一部地域は100o以上を記録した。
日照り被害が特に激しかった湖北省にも、3〜4日間に最大100oを越える雨が降った事で、日照り警報が解除された。
雨は今後も数日間続くと見られ、今年の春から続いた異例的な長江の中・下流一帯の日照りは解消される可能性が
大きくなった。
今年の初めから湖北省、湖南省、江西省、安徽省、江蘇省など5省で深刻な日照りが続いて、1億5千万畝(1畝は約667u)
以上の耕作地が干からび、数百万名の住民が飲料水難を体験した。
昔から水が豊富で'魚と米の故郷'と呼んできた、長江の中・下流地域では1978年、1981年、1986年、1994年、2000年に一部
日照りが訪れたことがあるが、今年のような深刻な水準の日照り被害は非常にまれだった。
気象当局は、今回降る雨が日照り解消に確実な助けを与えるものだと予想したが、梅雨期が近づくということによって雨の量
が大幅に増え、洪水となる可能性にも備えなければなければならないと指摘した。