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韓国、超高速インターネット普及率4位に落ちる　【アジア経済　東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110501/36841727/1

　一時は世界1位の超高速インターネット普及率を誇った我が国が、最近では4位まで落ちていたことが分かった。

　1日、OECDとスイス通信庁が4月中旬に発表した、OECD会員国別ITインフラ分析資料(2010年2分期末現在)に
よれば、一世帯当り超高速インターネット普及率で、韓国(34.43%)は4位を占めた。1位はオランダ(37.79%)、2位は
デンマーク(37.34%)、3位スイス(37.10%)の順で、OECD平均は24.20%だった。

　我が国は2005年4分期まで、この部門で1位を占めていたが、2006年からオランダに先頭を奪われ、デンマーク
にも遅れをとって3位に落とされた。2007年2分期からはスイスに3位を渡して、4位に押し出された状態だ。

　最近ではノルウェー、ルクセンブルグが追撃している様相だ。オランダは2006年2分期に、初めて韓国を抜いて1位に
のぼった後、デンマークに1位を2008年まで譲り、2009年から不動の1位を守っている。

　KOTRAチューリッヒKBC関係者は、"我が国は2002年には超高速インターネット普及率20%を越えて、2位カナダの
2倍を達成して断然先んじていた"としながらも、"その後成長の勢いがのろくなる間に、ヨーロッパ圏に追撃を許容
した"と説明した。

　我が国のインターネット普及率が1位を奪われたことは、その他先進国が韓国の素早い成長を見て、豊富な資金
力を元に、早く追撃したのが原因だとKOTRAは分析した。しかし、1人当りGDP対比超高速インターネット普及率を
比較すると、我が国は資金力で遅れをとっていても、インフラ投資が際立っていることがわかる。1人当りGDP基準
(2009年)で韓国は、OECD上位30ヶ国中最下位の30位(1万8202ドル)だが、普及率基準は4位なので、超高速イン
ターネット普及率は相変らず高いほうだ。