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LNG輸入契約が続々満了… 2013年'ガス大乱'防げ 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/04/22/2011042201331.html?news_top ガス輸入契約、2013〜2015年に満了、契約後供給まで3年かかる
再契約に支障生じれば最大1200万tガス不足事態憂慮
政府の液化天然ガス(LNG)輸入に超非常がかかった。ガスの大半は20年の長期契約を通じて輸入しているが、
中東やアジア各国との契約満了時期が次から次へ近づいているためだ。ブルネイとのガス輸入契約は2013年、
インドネシアとは2014年、マレーシアとは2015年に、それぞれ契約満了を控えている。ところが現在の国際ガス
市場が揺れ動いていて、再契約の見通しがますます不透明になっている。専門家は再契約に支障をきたす場合、
2013〜2015年までに、最小800万tから最大1200万tに達するガス不足大乱が発生しかねないと警告する。これは
我が国の年間消費量の3分の1水準だ。昨年知識経済部が発表したエネルギー産業主要統計によれば、我が国の
1次エネルギー消費比率でLNGは13.3%を占め、石油の42.2%、石炭の28.3%に続き3位を占めている。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201104/22/2011042201169_0.jpg ▲我が国のガス長期輸入契約が次々と満了を迎えるが、国際ガス市場は日本の原発事故と中東事態などで、
長期展望が不透明になっている。韓国ガス公社は既存のガス供給国家との再契約をまず推進するという方針だが、
うまくいかなければ、代わりの輸入先を探したり契約の形態を変えなければならない状況に直面することになる。
写真は韓国ガス公社仁川(インチョン)基地本部全景。
◆ガス長期契約続々満了
ガスの場合、通常は輸入契約締結から3年ほど経って供給が始まるので、すでに私たちとしては、急いで再契約を
しなければならない岐路に立っている。しかし国際ガス市場の状況は急激に悪化している。最近インドネシアは、2014
年のガス供給満了を控え、自国の需要を満たすためという理由で、我が国に契約延長不可を通知してきた。したがって、
現在推進中のブルネイとマレーシアとの再契約交渉が、焦眉の関心事に浮び上がっている。この両国との交渉が
インドネシアのように順調でない場合、ガス供給に大きい支障をきたすほかはないためだ。
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