ウリ銀米法人、3等級‘経営不良’恥をもたらす凶運 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110410/36309164/1 連邦預金保険公社から予備通知、LA韓米銀引き受け霧散の可能性
ウリ銀行の米国現地法人でるウリアメリカ銀行が最近、米国連邦預金保険公社(FDIC)から検査等級‘3等級’を
受けることになるという‘予備’通知を受けた。
経営が不十分だという意味の3等級を受けることになれば、通常はFDICと経営正常化履行約定(MOU)を締結して、
経営監視を受けることになる。ウリアメリカ銀行は経営上の‘鎖’になるMOU締結を防ぐために、大株主のウリ金融
持株会社の追加増資と不良整理などをFDICに約束した。
9日(現地時間)、米国金融業界と韓国金融監督当局によれば昨年10月末、ウリアメリカ銀行の不良に対する検査に
着手したFDICは、2月末に銀行役員陣に対して、不良がひどすぎて整理が必要だという意見と共に、‘3等級’を受ける
ことになるだろうと通知した。FDICが確定した等級は、早ければ今月末頃に通知される予定だ。3等級が確定すれば
ウリ金融が米国進出拡大のために推進してきた、米西部地域同胞銀行のLA韓米銀行引き受けが失敗に終わる。
現在ウリ銀行は、連邦準備制度理事会(FRB)に引き受け承認申請を提出している状態だ。また、3等級を受けてFDIC
とMOUを締結することになれば、経営改善目標の履行実績を報告しなければならず、銀行のイメージにも大きな
打撃を受けることになる。
ウリアメリカ銀行は6日、本部長などをFDICに送り、追加増資、不良貸し出し整理、信用評価システム改善のための
外部コンサルティング実施などを約束した。ウリ金融は昨年末、ウリアメリカ銀行の不良整理のために、すでに7000万
ドルの増資を実施している。ウリアメリカ銀行は米不動産景気が低迷したために、商店、ガソリンスタンド、洗車場など
商業用不動産担保貸し出しの不健全化で、昨年だけでも1782万ドルの営業損失を見た。金融監督院関係者は“ウリ
アメリカ銀行はMOU締結だけは避けようと、ありったけの力をふりしぼっている”としながら、“しかし等級が調整される
可能性はあまりない”と伝えた。チョヨンフン ウリアメリカ銀行頭取は、“検査結果が出るまで待つまでもなく、FDICに
先制的に経営改善に対する意志と計画を明らかにした”と話した。