口蹄疫埋没地で初めて地下水汚染確認 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/03/28/2011032800210.html?Dep1=news&Dep2=headline1&Dep3=h2_07 京畿利川市栢沙面から
原子力研分析結果
全国的に口蹄疫埋没地の2次汚染が憂慮されている中で、京畿道(キョンギド)利川(イチョン)の埋没地周辺の
地下水が、浸出水によって汚染されているという検査結果が出てきた。
利川市は27、日栢沙面(ペクサミョン)茅田里(モジョンニ)一帯の埋没地周辺の地下水を、韓国原子力研究院に
依頼して精密検査した結果、家畜死体から出た浸出水成分が検出されたと明らかにした。原子力研究員の検査
結果が正しいことが最終的に明らかになる場合、埋没地浸出水による初めての地下水汚染確認事例となる。
原子力研究院の検査によれば、茅田里のビニールハウス三ヶ所の地下水から、家畜死体由来物質(死体が腐り
ながら流れ出た浸出水に含まれた成分)が、それぞれ3.817r/L、1.120r/L、0.250r/L検出され、ある家庭の地下
水からも0.597r/L検出された。原子力研究院は家畜死体由来物質の数値が1.0以上ならば、浸出水よる汚染の
可能性が大きいと判断している。同院は最近、口蹄疫浸出水流出を1時間以内に判別する技法を開発した。
原子力研究院ユ・スンホ博士は、"地表に上がってきた浸出水が、また地中に入り込んで地下水を汚染させたのか、
埋没地から下にもれたのかはまだ分からないが、浸出水によって汚染されていることは確実だ"と話した。
これに対して環境部は、“地下水の汚染可否を確認するため、(別途の)分析を実施するのかどうかを検討する”
と明らかにした。