対日支援、現代重の移動式発電設備、26日出港 【アジア経済 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110326/35904394/1 http://economy.donga.com/IMAGE/2011/03/26/35904367.2.jpg 現代重工業が2007年に中南米ハイチのポルトーフランスに設置した、移動式発電設備(PPS)
29日横浜港到着、千葉県発電所に設置
4月中旬から東京近郊8000世帯に電力供給
緊急状況考慮して、準備、設置期間4分の1に減らして技術陣派遣
現代重工業の移動式発電設備(PPS)が26日、大地震と津波で深刻な電力難に見舞われている日本現地へ急派
された。
現代重工業は移動式発電設備4基に対する設備点検と梱包などの作業を終えて、この日午後2時頃、蔚山(ウル
サン)現代重工業岸壁から製品を船積み、出港させると明らかにした。この設備は29日午前に横浜港に到着して、
千葉県の姉ヶ崎火力発電所に設置される予定だ。
現代重工業が今回送る発電設備は一台当たり1.7MW規模で、4基設置されれば約8000世帯が同時に使用できる
電力を生産することができる。ここで生産された電力は東京電力の送電網を通じて、東京近郊地域に供給される
予定だ。
現代重工業は19日、大株主のチョン・モンジュン会長と経営陣の協議を経た後、直ちにキム・ファンシク国務総理
に支援案を提案して、キム総理の指示でミン・ケシク会長とイ・ジェソン社長、イムチェミン国務総理室長、駐韓国
日本公使などが政府総合庁舎で緊急会議を開き、現代重工業の移動式発電設備を日本の被災地へ緊急支援する
ことに合意している。
以後現代重工業は、東京電力とのテレビ会議を通じて、投入地域と技術的問題などをリアルタイムで協議して、
日本の緊急な電力難を考慮して、通常1ヶ月以上かかる準備期間を、徹夜作業を通じて一週間に大きく減らした。
また現代重工業は、専門技術陣も設備とともに派遣して、3ヶ月ほど必要とされる発電設備設置作業を3週間以内に
完了する計画だ。日本側の要請がある場合、4基以外にも追加で設備を供給するという方針だ。
(1/2) つづきます
>>474 つづきです
クォンオシン現代重工業エンジン機械事業本部副社長は、“一日も早く電力を生産して迅速な災害復旧と被害
地域の住民生活が正常化できるように総力を傾ける”として、“現地の電力状況により追加支援も検討する計画”
と明らかにした。
移動式発電設備は、現代重工業が開発した国内唯一の独自エンジンである‘ハイパワー(?web翻訳では力強い)
エンジン’を主機関に使い、発電機駆動に必要な設備を40フィート コンテナ(FEU)に搭載して、簡単に発電できる
ようにした‘小規模パッケージ型発電所’だ。今までキューバ、ブラジル、チリ、イラクなど世界22ヶ国に1000基余が
輸出された。
(2/2) 以上です