とんでもない口蹄疫の後日の暴風、'針入肉'注意報 【マネートゥデイ 中央日報】
http://news.joinsmsn.com/article/083/5119083.html?ctg=1105&cloc=joongang|home|newslist1 ワクチン接種時に体内から針が外れなかった事例多数
ミネラルウォーター業界は浸出水汚染を心配
"口蹄疫、後日の暴風がさらに心配です"。口蹄疫に沈静化の兆しが見えているが、肉加工や食品業界にとって
大きな後日の暴風がくることになるという憂慮が相次いでいる。
肉加工業界では、口蹄疫ワクチン接種時に動物体内から外れなかった注射針によって、異物事故が発生すると
戦々恐々としている状況であり、ミネラルウォーター業界では浸出水による水源地の2次汚染の可能性から心配が
山積だ。
◇冬季ワクチン接種…針打ち込まれて異質物事故憂慮
業界によると、寒い冬季にからだが硬くなっている牛や豚にワクチンを投与する過程で、注射針が曲がったり
折れたりして、動物体内から外せなくなった事例が頻繁にあった。このように注射針がからだに打ち込まれた
牛や豚が市中に流通することになると、'異物騒動'に拡大する可能性があると業界関係者たちは憂慮している。
http://pds.joinsmsn.com/news/component/moneytoday/201102/28/2011022711085706192_1.jpg 口蹄疫ワクチン接種のようす
最近では韓国肉加工協会の高位関係者がこの問題を公式に言及した。キムシルジュン韓国肉加工協会常勤
副会長は17日、食品医薬安全庁が主催した懇談会で、"口蹄疫事態で全国の牛と豚に2回ずつワクチン接種を
したが、冬に注射をしたところ針が入っても取り出すのが容易でなくて、後ほど針が発見されれば消費者抗議が
途方もないことになるかもしれない"と明らかにした。彼は引き続き"農場によっては磁石まで使って除去しようと
努力したが、対処が容易ではなかった"として、"政府次元の徹底した事前点検が切実だ"と付け加えた。
業界では具体的な案として、△屠殺および流通過程での異物検査監督強化△流通過程での針発見時に報奨
金を支給することなどを提示した。
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◇ミネラルウォーター取水場周辺に口蹄疫埋没地、全数調査の必要性提起
ミネラルウォーターや醸造業界も緊張は同じだ。口蹄疫埋没紙の浸出水が2次汚染を起こすという問題提起が
相次いでいるためだ。大企業は独自に浄水施設を設けて消毒が可能だとしても、中小業者の場合'事前予防'
だけが最善策になっている実情だ。
実際京畿道(キョンギド)内に14ヶ所あるミネラルウォーター業者の取水場のうち、8ヶ所の周辺に口蹄疫埋没地
があって、安全性が懸念されるという主張も提起された。未来希望連帯キム・ウルドン議員は"21〜22日、独自に
現場調査を実施した結果、京畿抱川市(ポチョンシ)二東面(イドンミョン)蓮谷里(ヨンゴクリ)にあるミネラルウォー
ター業者A・B2社の工場付近には、のべ37ヶ所も口蹄疫埋没地があった"と明らかにした。
キム議員は"埋没した牛と豚一頭が、それぞれ160リットルと12リットルの浸出水を排出するという海外の研究
結果を元に推算すると、これら業者周辺の埋没地から8.9〜489.1トンの浸出水発生が予想される"として、"政府が
口蹄疫埋没地周辺のミネラルウォーター工場を、直ちに全数調査しなければならない"と促した。
◇不安な消費者…清浄地域ミネラルウォーター売り上げ急増
消費者はすでに、このような可能性を憂慮する動きを見せている。今月に入って済州三多水など、口蹄疫清浄
地域産のミネラルウォーター売り上げが大きく増加したのが代表的な事例だ。流通業界によれば今年2月の三多
水売り上げは、前年の同じ期間に比べて70%増えた。流通業社関係者は"飲料用湧水の取水場は、たいてい高い
地帯にあるので口蹄疫浸出水とは関係がないが、消費者の不安感が作用して、口蹄疫清浄地域製品がよく売れ
ている"と話した。
食品当局はすでに口蹄疫後日の暴風の可能性を予想して、2次被害遮断に積極的にでるという方針だ。ソン
ムンギ食品医薬品安全庁食品安全局長は、"埋没地浸出水が地下水に入り込んで、この地下水が調理に使わ
れることもあるので、汎政府次元でタスクフォースチーム(TFT)を構成して管理している"として、"食品企業も地下
水使用施設に格別の注意を注がなければならないだろう"と明らかにした。
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