あらためましておはようございます。
ドバイ油110ドル突破、石油価格警報段階‘注意’に格上げ 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New/3/01/20110226/35143583/1 http://news.donga.com/IMAGE/2011/02/26/35143606.1.jpg 一日で6ドル上昇
中東産ドバイ油のバレル当たり価格が110ドルを突破した。一日で6ドル以上の値上がりだ。政府は26日から
石油価格警報段階を‘関心’から‘注意’に格上げして、アパート屋上照明や風俗店ネオンサインなど、景観
照明に対する制限措置に入る方針だ。
25日韓国石油公社によれば、24日シンガポール現物市場でドバイ油は、前日より6.44ドル上がった1バレル
110.77ドルで取り引きされた。22日の100ドルを突破してわずか二日で110ドル線までも越えたのだ。ドバイ油
価格が110ドルを越えたのは2008年9月以来になる。石油公社側は“リビア事態が悪化したことで、石油価格
変動性が大きくなった”として、“最悪の状況では短期的に石油価格は150ドルまで急騰すると見られる”と話した。
国内原油消費の80%以上を占めるドバイ油価格が急騰したことで、政府と産業界は非常事態になった。
知識経済部は26日付で、石油価格警報段階を‘注意’へ上方修正することにした。注意段階はドバイ油
1バレル価格が5日連続で100ドルを越えた時に宣言される。知経部は“今後も石油価格がずっと上がると見ら
れるだけに、注意段階で、使えるすべてのエネルギー使用制限措置を実施するだろう”と話した。
▼アパート屋上照明-風俗店ネオンサイン消す▼
注意段階が宣言されると、公共施設の装飾用照明が消灯され、アパート屋上照明や風俗店ネオンサイン、
ガソリンスタンドの電子式看板なども制限を受ける。
この日イムジョンリョン企画財政部第一次官は、政府果川(クァチョン)庁舎で開かれた物価安定対策会議で、
“現在政府は石油価格水準別に、どのようにエネルギー需要を管理するのか検討している”として、“汎部処的な
エネルギー節約運動を強力に推進するだろう”と明らかにした。イム次官は“政府は万一に備えて、原油の安定
的確保と備蓄を通した需給安定策の用意も講じている”として、“私たちの経済と庶民生活で、困難が大きくなら
ないように、すばやく対応方案をたてるだろう”と付け加えた。
(1/2) つづきます
>>526 つづきです
これは、財政部がひとまず需要調整を通じて価格安定を模索するという意と解説される。財政部関係者も
“先ずはエネルギー需要管理に重点を置く時で、関税や油類税を引き下げて国内石油価格を安定させる案は、
最後の手段”と話した。現在3%である原油輸入関税を1%ポイント引き下げると、価格はL当たり7ウォン程度しか
下がらないが、税収は3000億ウォンも減少して‘費用対効果’が落ちるということだ。しかし石油価格急騰が
続けば、庶民苦痛を分担するという次元でも、政府が税金引き下げカードを取り出す可能性が大きい。この場合
油類税よりも、原油価格上昇にともなう税金増収相当の引き下げ余力がある関税をまず引き下げるという観測が
優勢だ。
アラブ圏民主化デモで政情が不安定になり、国際石油価格が急騰しているが、大統領府は国内石油価格引き
下げ政策を着実に展開するという方針を再確認した。大統領府高位関係者はこの日、“石油価格安定化策は
庶民生活と国民経済に必ず必要な懸案で、国際石油価格上昇基調と関係なく着実に展開する”と話した。こう
した方針は、物価と直結した石油価格体系を合理的に改善するという、李明博大統領の意志を反映しているもの
と分析される。
一方国内民間経済研究所は、昨年発表した2011年経済展望の基準になった石油価格を、1バレル10ドル以上
上方修正して展望修正に出た。各研究所では、政情不安が別の産油国まで拡大することがあれば、国際石油
価格が短期的に150ドルまで上昇した2008年の状況が再現されると見ている。
(2/2) 以上です