山積のように積もった家畜糞尿が問題 【江原日報 東亜日報】
http://localen.donga.com/News_List/Gangwon/3/0202/20110224/35083806/1&top=1 http://localen.donga.com/IMAGE/2011/02/24/35078067.2.jpg 22日、春川市東内面コトゥ2里のある畜舎で、農場主が二ヶ月間たまった牛糞尿を眺めている。
糞尿移動禁止後、処理方法なく放置
住民が堆肥用にしていたが、今は需要がない
合法的に海洋投棄しようとしても、運送車両がない
一ヶ月口蹄疫が追加発生しないでいるが、糞尿移動禁止令が解除されないために、村ごとに家畜糞尿が山の
ように積もったまま放置されている。
22日午前、春川市(チュンチョンシ)東内面(トンネミョン)コトゥ2里のある畜舎では、50頭の牛が飼料を食べていた。
'緊急防疫'、'立入禁止'という立て札はあったが、2次予防接種まで全部終えられたため、畜舎近くの道路まで車両は
自由に出入りしている。畜舎そばにある33平米ほど仮設建物には、2ヶ月に間排出された牛の糞尿が小山を作って
いた。当局が防疫措置の一環として糞尿移動禁止令を下した後、処理する方法がないために積もり始めたのだ。
これまで住民に堆肥用に提供していたが、口蹄疫発生以後誰も持っていく人がいないため、保管するほかはない。
農場主は悪臭が出ていて、畜舎横には村の農業用水になる小川が流れていて、住民たちの嫌っている表情が
見えるようだといった。
排泄物が多い豚農家の悩みはより一層大きい。鉄原郡(チョルウォングン)東松邑(トンソンウプ)オチ3里で、23年
間豚を育てているチェジョンムン(63)氏は、糞尿がいつのまにか800トンも溜まった。来年までは合法的な海洋投棄
が可能だが、積まれている糞尿を全部処理するには3,200万ウォンが必要とわかって、結局あきらめた。
春川市東山面(トンサンミョン)ウォンチャン5里で豚1,800頭を飼育するヒョンジェヨン(58)氏も、500トン規模の糞尿
保存施設が満杯になった状態だ。ヒョン氏は大金を払ってでも海洋投棄を考慮中だが、口蹄疫感染地を通る運送
車両がなくて地団駄を踏んでいる。
農家では限界に達していて、悪臭、畜産廃水による水質汚染、一部では土壌に糞尿を不法埋めたてするなど、
環境問題とともに糞尿による口蹄疫再発憂慮も高まっている。最近、口蹄疫ウイルスが家畜糞尿で168日間生存
可能だという研究結果も出ている。
一線市・郡のある関係者は、“家畜移動制限は一部解除されているが、糞尿移動禁止令は環境部が判断する
ので、よくわからない”と話した。