【政治経済】平成床屋談義 町の噂その383

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655地球の裏側 ◆/lYVcP7um2
ちょと愚痴。

湾岸も北アフリカも大変だけれど、日本も馬鹿やってると、食料が危なくなるかもよ。
先週来た、日本の買手からのオファー。どう見ても現実逃避としか思えない。

すでにある程度価格が決まってる品に、その1/3しか「出せません」から、その値段で
「買ってやる」ってのはどうよ。韓国からのオファーは、すでにある価格の-10%で交渉
始めたいと。
っつか、仲買責めるだけじゃ済まない。いい加減日本人目を覚ませ。「安く買う」がいつも
正義じゃねぇんだ。モノを出してる方だって、コストが必要な事くらい意識しろ。
100円のものを10円で買えた、良かった、良かった。少なくとも、これが大間違いだって
事を理解してくれ。

日本人ってのは、望外にモノが安く買えた時、「その値段で売って大丈夫?」って聞く
人間たちだったはずだ。あるいは、仕事での取引ならば、安すぎるモノは「信用されない」
のが普通だったはずだ。

いつまでもこんな事を続ける気なら、もう日本は相手にしないよ。買い手は日本だけじゃ
ないんだ。日本は売ってくれる所からだけ買えば良い。バカバカしい大きさを揃えたり、
重さを揃えたり、なんて手間を掛けなくて済む。言っとくがこれ海で採った魚だぞ。
みんな1匹1匹大きさも重さも違う。1匹100gの魚が20トン、どれだけの数があると思う?
それを手間隙かけて、同じような大きさ、重さのものを選別して、長さを測り、重さを
測って、商品を作ってる。「それが当たり前だと思うな、日本人」。

怒っても仕方が無いけれど、もう、日本人一人一人が、これを真剣に考えないと、お金
払えばモノが買える、って段階じゃ無くなりつつある。風の噂では、すでにブラジルの鶏
へも、他の国からの手が延びていて、かなり魅力的な値段をオファーしてるらしい。
いつまでも今の状態が続くと思わないでくれ。頼むから。