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金浦で浸出数流出、‘飲用水’初めての汚染　【東亜日報】
http://news.donga.com/Society/New/3/03/20110217/34889489/1
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月串面埋没地近くの村で地下水から悪臭、先月官庭閉鎖

　昨年12月中旬に口蹄疫が本格的に拡散を始めて以来、家畜埋没地から出た浸出水が飲料水源を汚染させた
事例が、京畿（キョンギ）金浦市（キンポシ）で初めて確認された。

　東亜日報が16日、各地方自治体上下水道事業所を取材した結果、先月6日金浦市（キンポシ）月串面（ウォル
ゴッミョン）葛山里（カルサルリ）A村のある家庭の井戸から、浸出水に汚染された水が出てきたため、該当上下
水道事業所が緊急に、この一帯の地下水汲み上げを閉鎖させした事実が一歩遅れて明らかになった。今回の
‘口蹄疫事態’が発生してから、実際に飲用水が汚染されて、地下水利用自体が中止されたことは初めてだ。

　この村一帯で地下水水質を管理している金浦市上下水道事業所によれば、先月6日シム某氏(59)など、住民
から“水道蛇口をねじると水から泡と悪臭が出た”という通報があり、直ちに水質検査など確認に出たという。この
村に住む10世帯余りは、それぞれ自宅でパイプを打ち込み、地下水を汲み上げて飲用水などに使っている。

　事業所側が現場を調査した結果、地下水を汚染させた原因は村近くの埋没地から出た浸出水と明らかになった。
この一帯では、昨年12月末に発生した口蹄疫によって、村を中心に半径500mの以内に30ヶ所余りの家畜埋没地
がある。このうち、一部の埋没地では、地下水脈とわずか1mも離れていない距離にあったと事業所側は説明した。
環境部が用意した家畜埋没地環境管理指針によれば、埋没場所は地下水脈から1m以上、河川水源地などから
30m以上離れていなければならない。

　イムジョグァン金浦市上下水道事業所長は、“埋没地から浸出水が地下水に流入して、地下水を飲用水として
使う家庭に汚染された水が広がった”として、ながら“近隣畜舎での管理が不十分だったなど、他の要因で汚染
された可能性はない”と話した。京畿道保健環境研究院が最近、道内埋没地周辺で831件の試料を採取して実施
した水質検査でも、27.4%にあたる228件が飲用水非適合判定を受けていたことが分かった。

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