銀行不良債権、主犯は62%を占めるPF融資 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New/3/01/20110213/34792323/1 昨年銀行業界で新たに発生した不良債権のうち、およそ62%が不動産プロジェクトファイナンシング(PF)融資の
不良であることが分かった。また、不動産PF融資が銀行の全貸し出し額に占める割合は3%ほどだが、不良債権
比率は26%を越えることが明らかになった。
13日金融監督院によれば、昨年末1国内銀行18行の不動産PF不良債権金額は6兆4000億ウォンで、2009年末
1兆2000億ウォンより5兆2000億ウォン急増した。これは昨年、銀行の不良債権増加額8兆4000億ウォンの61.9%に
達する。これに伴い、全不動産PF融資のうち不健全化された債権の比率も2.32%から16.44%に増加し、延滞率も
1.67%から4.25%に増えた。銀行の不動産PF融資残は38兆7000億ウォンで、総貸し出しの3.2%だが、PF不良が銀行
不良債権に占める比率は26.2%と集計された。
銀行別では、ウリ銀行のPF不良債権金額が1兆9964億ウォンで最も多かった。引き続き農協1兆5149億ウォン、
国民銀行7620億ウォン、企業銀行5780億ウォンの順だった。PF不良債権比率では、企業銀行が36.17%で最も
高く、ウリ銀行(29.64%)、水産協同組合(29.31%)、農協(21.17%)、光州(クァンジュ)銀行(20.25%)、慶南(キョンナム)
銀行(15.10%)が続いた。